午前中 仙台へコメの配達。
市内は 正月準備が漂っていました。
大きな門松を積んだトラック。初詣案内の道路標識。
もう直ぐ、新年というのに その気分がしません。
暖かいせいでしょうか。
辺りが 真っ白く雪化粧でもすれば正月気分が沸くのでしょうが。
その雪も 今年はちらつく程度。
まだ、うっすら白く雪化粧さえしません。
田んぼの耕起作業も もう少しです。
そろそろ、雪が降ってもいいんですが。
生活するには、雪がないと楽ですがね。
明日は、官公庁の御用納め。
今年1年 我がHP にお付き合いいただいた 先生方もいたかと思います。
お付き合いいただき ありがとさんです。
昨年は、農業(コメ)改革の勝負の時。 今言わなければ・・・という想いから、言わせて貰いました。
「だだわらす子 だの、 県庁内では、聞くに堪えない事までお茶の話で話になっているゾ。」とか・・・
こんな ただの百姓の身を 案じて忠告までしてくれる人までいました。
ご心配かけました。
その点、今年は 農政の方向も 勝負あり。
たわごとは 言わなくても 時代が動きだしました。
たいへんな時代の到来です。しかし、面白い時代です。
格好つけても どうしようもない時代がやってきました。
本音、本質、本物、が問われるのだと思っています。
古い体質にしがみつき、人前では さも正義を語るものの それでは、自分は何をする・何をした かと問えば 何も行動しないし、行動の企画も出来ない。
ごもっともな 御託をこねるだけ。
そんな組織、役員で構成する 農業組織は時代が整理してくれるでしょう。
農業で飯を食う。そのために 田んぼ・畑で勝負する。
農業者の正義は、田んぼ 畑を耕し立派な 食べ物を作り続ける こと。
決して 環境保全のために農業しているのでは ありません。
広い田んぼに 単一の稲を作る。このこと自体が すでに「反自然」的行為。
それでも、人が生きていく為に田んぼを耕し コメという食い物を作り ツヅケル。
「農業は反自然的行為。その現実を真正面から受け止め、農業の将来を語らねば 消費者と百姓の溝は埋まらない。」
この言葉が、今年 気になって気になって いた言葉です。
来年以降の 大きな課題が出来ました。
生き続ける、生き残る為に 行動する時が来たといえます。
新しい「農」の形を求めて 行動する時が来たと信じています。
それは、環境問題や国土保全を唱える やからと手を組み 営々と築き上げてきた 近代農法を否定・対比する事により
自分達の農法の優位性を唱える事によって 付加価値を生み出し 生き残ろうとする うさんくさい 農業では決してない。
「食い物を食べなければ 人は死ぬ」 という極めて単純明快な現実の世界を 真正面に据え、それでは食べ物を作り出す農業という産業をどうするか という国民的議論なくして
農の存在は ない。
このテーマが 来年以降の大きな課題となりました。
時代の先を 歩くのはシンドイ。 時代より チョット後を歩くのが 楽だし 上手い生き方だ!!
そんな事を言う 先輩がいました。
ありがとうございます。
しかし しかし 人それぞれでしょう。
多様な時代ですから・・・・・。