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肥料高騰対策補助金

朝夕 肌寒いほどに気温が下がった。
このところの晴天続きと 夜の気温が下がるため 稲の実りが一気に進んできた。
田んぼ全体が 薄く黄金色をおびてきた。
 昨年より肥料が高騰した。その対策として補助金が交付される。
その最終確認の申請書作成のため 地方県事務所に行ってくる。
 申請書をまとめるにあたり、一昨年からの肥料価格の動きを調べた。
極端なことを言えば、肥料価格が 倍になった感じだ。
そこで分かってきたこと。 明らかに 肥料高騰に便乗して肥料業界全体が大儲けしたのではと思わざるをえない。 在庫品を この際といわんばかりに あらたな高い値段で 売ったようだ。 肥料の袋には、製造年月日が表記されているので少し注意すれば
分かることだ。 一般業者だったらまだしも、我らが農協までも それをやったようだ。 
 農産物価格が 大幅に低迷している最中、農家を守るはずの農協までも・・・・
しかも、一部の農協役員にだけに早めに情報を流し、旧来の価格で肥料を大量に確保したJA役員もいたようだ。
とんでもない ことだ。 情けないというほかない。
 昨今の肥料高騰の動きを調べていると、日本の肥料の殆んどを おさえている全農
がいかに 腐りきった体質になっているかが見えてくる思いだ。
 末端の農協組織も 同じだ。
肥料業界には、農家には 肥料高騰対策の補助金が出るので いいだろうという
安易な雰囲気があるようだ。 しかし、どう考えても この補助金 農協等の肥料業界の為の補助金としか思えない。 わずかばかりの補助金をいただく為に、役所ぐるみで 生産現場が振り回される。
そんなことを考えさせられた 補助金申請だった。

コメント

全農はパーセンテージで掛けてますんで、単価アップ=利幅アップ
だそうです。全中の職員から聞きました。潰したいですねぇ。こいつら。

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