メイン | 2009年12月 »

2009年11月 アーカイブ

2009年11月01日

暖かな11月入り

11月というのに 暖かだ。
霜が降るどころか、大豆コンバインで大豆の収穫作業をしていたが 汗ばほどだ。
大豆の収穫作業も 畑の一部を残しほぼ完了。
大麦の 播種作業も9割かた終わる。
 大豆の収穫作業開始以来 二週間あまり 超忙しい毎日だった。

 今月5日から17日まで、JICA研修が始まる。
今年は、中央アジア・コーカサス5カ国の青年たちがやってくる。
 準備は 進めてきたが、詳細の手配が残っている。
仕事の見通しも ついてきたので研修準備を進めたい。

2009年11月02日

真冬の寒さ到来

昨日は25度を超える夏日。
それが一転 真冬へ。
小雨が降る 寒い一日。

 今日も あっという間に一日がすぎる。

2009年11月03日

冬の空気

空気がピーンと張りつめる。
真冬の空気のようだ。

 このところ 気温の変化が激しい。
夏日になったとおもったら 次の日は冬へ。
各地で 雪の便りの聞かれるようになった。

暦も11月。
今年も 残すところ 2か月あまり。

 

2009年11月04日

蔵王は雪景色

今朝 蔵王の山々がきれいに見える。
山は、真っ白、雪景色。
暖かいと思っていたが、一気に冬がやってきた。

 わずかに残っていた 麦の種まきを完了する。
明日から中央アジア・コーカサス地方からJICA研修員19名がやってくる。
午後から夜にかけ、その準備に関係機関にて打ち合わせ。

2009年11月05日

JICA研修員がやってきた。

午後から JICA研修員がやってきた。
コーカサス・中央アジアからの青年達だ。
これまでの研修員となんとなく雰囲気が違う。
最初の印象、真面目そう。
総勢19名。研修管理員を含めて、21名がやってきた。
これから18日まで 角田市内を中心に研修をしてもらう。
今回やってきたのは、タジキスタン・アゼルバイジャン・ウスベキスタン・
カザフスタン・トルクメニスタンの5カ国。
今日は、JA・角田市役所にて市長に表敬訪問。
夜は、歓迎会。
 歓迎会は、日本の大衆芸能の極み チンドン屋が登場。
会場 大いに盛り上がる。
世界の超大国 ソ連邦のプライドを秘めた真面目な研修員 心を開かせることには
成功。
明日から いよいよ研修が始まる。
出来るだけ、精一杯お世話し楽しみたいものだ。

2009年11月06日

カントリーレポート報告会

JICA研修二日目。
午前中 JA事業研修。
午後から 来日した5各国によるカントリーレポート発表会。
 今日は、気温もあたたかく 最高の秋晴れ。
昼食時間を利用して 太平洋を見に行く。
研修員は、全員大陸育ち。
生まれてから まだ海を見たことがないという。
 車で30分あまり。 太平洋へ。
 全員 海を見て大はしゃぎ。
黒海やカスピ海などはあるものの、大海原はないという。
 研修管理員の方に、今回きた殆どの研修員は一生 海を見る機会はないだろう。
研修期間中に、一度でいいから海を見せてほしいというリクエスト。
どうせ見るなら、天気がいい時が良いと 今朝 判断する。
研修員の 喜ぶ姿を見て こちらも幸せになる。
 午後からの カントリーレポートの報告を聞いて、 自分の無知を知る。
それぞれの国は、ソ連邦崩壊後 新しく独立した国だ。
実は、個人的にも今回の研修を楽しみにしていた。
社会主義から自由主義社会へ 大変革を経験して いまどんなことを 考えているのか
是非 聞いてみたいと思っていたからだ。
 報告会の中で 聞いてみた。 殆どの研修員は20歳代から30歳前後の青年達。
社会主義の良き時代の経験がないのだという。
彼らが知っているソ連邦崩壊は、経済状態が極度に悪化し、 崩壊すべくして崩壊したのだという。 ソ連邦が崩壊し たいへん迷惑したが いいこともあるという。
それは、それぞれの国が それぞれの国を想い語ることができるようになったことだという。 おそらく自分たちが 思っていたソ連邦とは、ロシアの国を指していたということを あらためて知る。
 日頃 国家という概念を感じずに生活している 自分にとって 国家ということを
考えさせられたカントリーレポート発表会だった。

日本の農業の現状も 報告したが、 その中で水田農業の担い手の平均年齢が65歳
だと言ったら 驚いていた。
 今日の報告会で 感じた範囲では それぞれの国で農業を税金などで全面的に
優遇しているようだ。

2009年11月07日

JICA研修三日目

JICA研修三っ日目。
市内の農家見学。
アジアの農民と手をつなぐ会のメンバーを中心に 各農場視察研修。
伊藤君の野菜経営・阿部君のリンゴ経営・森谷君の肥育牛経営・岸浪さんの花苗経営・
そして我が家の 稲作経営。 五か所の農場にて 日本農業の生の現状を視察してもらう。
昼は、東北地方最古の木造建築820年前に建立されたという国宝 高蔵寺阿弥陀堂を
視察 しながら境内そばのレストランで昼食。
 盛りだくさんの 視察研修の一日だった。

今日も 秋晴れの暖かな 一日だった。
研修員 大いに喜ぶ。

2009年11月08日

立冬過ぎる

今日は 日曜日。
昨日は、立冬。
冬がやってくるというのに 暖かな毎日だ。
JICA研修員も 一日休日。
大豆畑の 収穫作業が少し残っていたので、終わらせる。
明日から 天気が下り坂になるという。
 ここ数日 朝霧が濃い。
昼すぎないと 大豆の収穫作業が出来ない。
今日で 大豆の収穫作業は すべて完了することができた。

 先ずは、一区切り。
JICA研修は明日から隣町で二日間研修予定。
その間に、家の仕事を少しでも進めたい。

2009年11月09日

誕生会

JICA研修5日目。
隣町で今日と明日の二日間 研修。
今日は、久しぶりに一日 家の仕事に専念できると思っていたら、研修管理員から
電話がある。 研修員の一人が、誕生日だという。
国では、誕生日は盛大にお祝をするのだという。
夜 誕生会をしたいのでホテルの手配をしてほしいという。
折角の誕生会なので お祝に出かける。
参加者全員が 一言ずつお祝の言葉を言う。
その度に 乾杯!!!
たいへん賑やかなパーティー。
誕生日を迎えた彼は、30歳になるという。
異国の地で 30歳という節目の誕生日を迎え しかも 数各国の人たちに
祝ってもらった誕生日。 一生の思い出になることだろう。

2009年11月10日

あっという間に一日過ぎる

JICA研修は、隣町。
 明日は、今回参加した5カ国と日本を含めて6カ国の食文化交流という事で
それぞれの国の 料理講習会を予定している。
 その材料の準備が結構たいへん。
 アジアの農民と手をつなぐ会幹部の 働きで なんとかなりそう。
文化交流の基本は、食うこと。
明日は、楽しみだ。

2009年11月11日

食文化交流会

JICA研修
食文化交流会。
 中央アジア・コーカサス地方の研修員から三品の料理。
日本地元JA女性部の皆さんが、日頃の家庭料理を紹介。
10時から仕込みが始まり 日本のお母さん達の料理は12時頃にほぼ完成。
研修員の料理が完成し 会食会が始まったのが午後一時半。
たっぷりと時間をかけて出来上がった ウズベキスタンのポロフ(ピラフ)
実にうまかった。
 ピラフには、インディカ米を使うのだと思っていたら、ジャポニカ(中粒種)も使うという。 我が家の「ひとめぼれ」を使ったポロフ。違和感なく美味しく美味かった。取材に来たNHKの記者の話しでは、中央アジアには、「献上米」という言葉まであるらしく、日本のコメが伝わっているという。
 昨夜から仕込んであった、羊の肉を使った、焼き肉もうまかったし、魚料理もうまかった。

2009年11月12日

家族が恋しい

JICA研修 食農教育現場視察。
市内の5つの小学校を 訪問し食農教育の現場を体験。
今日は忙しい一日。
午前中 土地改良区理事会。
朝 小学校訪問準備し 理事会へ。
午後 我が家にて 各国の農業情勢全般について話し合い。
あっという間に 一日すぎる。

 研修員も 母国の家族が恋しくなってきたらしい。

2009年11月13日

講義及び視察研修

JICA研修9日目。
 一日雨降。
午前中 宮城県総合園芸研究所、県庁食堂にて昼食。
午後 宮城大学にて 日本の農村・農政の変遷についての講義。
宮城農園研および 宮城大学の先生方には、 忙しい中 丁寧なお話をいただく。
ありがたいことだ。

夕方、青葉城など仙台の街をチョットだけ観て帰ってくる。
 明日は JAまつり。

2009年11月14日

JAまつり

天気予報では、大荒れの天気。
JAまつり、初日。
しかし、雨は殆ど降らず 風も吹かず おまつり日和。
 午前中から 多くの人達が会場に集まる。
JICA研修員も お祭り会場で一日 視察・日本の農村雰囲気を十二分に味わう。

 それにしても、例年よりも 会場全体の売り上げは まったく伸びないようだ。
JA職員が なげいていた。
不景気のせいだろう。

2009年11月15日

ホームスティー

JICA研修員は 休日。
昨夜から、会員宅9軒にホームスティー。
それぞれの家庭で 日本の暮らしぶりを体験。
今回は、殆どの研修員が英語はダメ。
 日本人は、ロシア語が 分かるはずはない。 
身振り手振りの会話を、楽しんだはずだ。
JAまつり 二日目。
午後から 風が吹いたものの 天候に恵まれたJAまつりだった。
 多くの人が来てくれたが、まつり全体の売り上げは 昨年よりも下回ったようだ。

2009年11月16日

JICA研修まとめ作業

JICA研修員は、明日のアクションプラン発表会にむけて一日ホテルにて
準備作業。
 5日から始まった、今回の研修もいよいよ まとめ作業に入ってきた。
日本農業の 現実を出来るだけそのまま体験してもらうことを、考慮し今回の
プログラムを準備した。 
 今回のプログラムの、最大の目的は 日本のファンになってもらうこと。
 今回参加した研修員にとって、日本農業はどのように感じただろうか。

2009年11月17日

JICA研修最終日

JICA研修も最終日。
午前中アクションプラン発表会、午後から評価会・反省会及び修了式。
今回の研修は いろんな勉強をさせられた。
期間中 いろんなトラブルがあったが、すべては遠く離れたコーカサス・中央アジア
の青年達に 日本の現状を少しでも理解してもらうため。
 評価会では、研修員全員に満足してもらえる評価を得て。一安心。
二週間あまりの今回の事業。 一人や二人で出来る事業ではない。
 これまで20年にわたり培ってきた、角田の百姓の 実績があればこそ出来ること。
あらためて、今回かかわっていただいた すべての人に感謝。
 有意義な時間を 提供していただいたJICAに感謝・感謝。

2009年11月18日

研修員帰国

朝6時40分発
JICA研修員が 角田を去って行った。
大型観光バスで一路 東京へ。
一部の国を除き、明日には帰国する。
コーカサス・中央アジアからやってきた青年たち19名。
5日から13日間の角田 滞在。
日本は、どんな国にうつっただろうか。
 1991年ソビエト崩壊後 独立した国々。
それぞれの国々の事情で 経済的格差が生まれているようだ。
その垣根を どのように取り去り 角田での研修を楽しんでもらうか、正直 角田なりの気配りをしたつもりだ。
それが、時には非常識に思われたかもしれない。 田舎者と馬鹿にされたかもしれない。 今回の研修に携わった関係者の中には そう感じた人もいただろう。
そうであれば、正直 うれしい。 本望である。
ココ角田は、正真正銘の 田舎なのだ。 
現実の田舎暮らしを 真正面に据えて お客様をお迎えし、交流する。
それが、我が 「角田市アジアの農民と手をつなぐ会」のモットーなのだ。
 少なくとも、角田での研修期間中は 5カ国の青年達の垣根は限りなく低くなったと実感した。 
 もう二度と 会うことがないであろう 異国の青年達の 笑顔がなによりの ご褒美だ。 この13日間 あっという間に過ぎ去った。
ホッとするとともに・・・・。

2009年11月19日

本格的な霜

今朝は この秋一番の寒さ。
本格的な霜は、この秋 初めてだ。
朝起きると 霜で真っ白に。
全国的に 寒い一日になったようだ。
それにしても、例年に比べ暖かな日が続いている。
 暦だけは 確実に師走に。

 JICA研修で 遅れた農作業を取りもださねければ。

2009年11月20日

一息つく

10月 大豆収穫以来 なにかと慌ただしい日々が続いた。
ほっと 一息。
時間が取れなく、溜まっていた仕事の整理に取り掛かる。
今日も あっという間に過ぎた感じ。

2009年11月21日

冬支度

このところ 天気が続かない。
今日も 時折 小雨がパラツク天気。

冬支度の準備をする。
春先に 伐り出していたストーブ用の雑木を運ぶ。

2009年11月22日

薄氷はる

午前中 山に伐り出していた雑木の運搬。 全て完了する。
 午後 雑用。
朝から昼にかけて 蔵王の山々がきれいに見える。
今朝は この秋 最高の冷え込み。
 外の水道が 初めて凍る。
 里の山々は 紅葉も終わりにちかずく。
落ち葉が舞う季節になった。

2009年11月23日

小春日和

小春日和の一日。
風は 少し強かったが、最高気温16度まで上昇。
 田んぼの秋耕を始める。

トラクターの中は、暖かくついつい 眠くなる。
今年は 稲刈以降 天気が続き、あたりの田んぼは すでに秋耕はほぼ終了。
農政が 激動する中 来年に向けての稲作は始まっている。

2009年11月24日

清算会

夜 JICA研修の清算会をおこなう。
 研修員は、無事帰国したようだが 事務局担当の仕事はまだこれから。
書類の整理、会計処理等 たくさん残っている。
事務局には 御苦労をかける。
 午後 隣集落のKさんの葬儀。

2009年11月25日

暖かな一日

このところ初冬らしい 寒い日が続いていたが、今日の最高気温15.5度。
暖かな一日だった。小春日和。
 11月も下旬。
毎朝 霜で真っ白になるのだが、本格的な霜はまだ数日しかない。
毎年 冬が暖かくなってきている 感じてきたが、今年はなおさらだ。
野菜栽培をしている、仲間は冬野菜の生育が一気に前進し、出荷が重なり野菜価格が
暴落。嘆いている。暮らしが成り立たない。
 天気が、確実に変化している。

2009年11月26日

暖かな初冬

天気が続かない。
今日も未明にかけて 雨がふる。
 暦からすれば、初冬。
それが、平年に比べて4~5度気温が高い日が続く。
暖かいのは、過ごしやすが お天気相手の仕事をしていると、初冬は初冬らしくないと
心が落ち着かない。

2009年11月27日

急激な円高

午後 田んぼの秋耕作業をしながら ラジオを聴いていたら 話題は 暖冬。
今日の最高気温は17度近くまで上昇。
 今日も 暖かな一日だった。
11月も 残り少なくなった。
少しずつ今年の経営の総括を始めたところだ。
肥料代・農薬代などが、確実に上がっている。
それも、大幅に。
米などの 農産物販売価格は 低迷が続いている。
テレビでは、急激は円高報道。
世の中、激動の時期を迎えていることは確かだ。

2009年11月28日

平年並みの気温?

寒気が入ってきたのか、午後から寒くなる。
このところ 暖かすぎたので余計に寒く感じる。
 この程度の寒さが、平年並みなのだろう。

 今日も慌ただしく 一日が過ぎた。
今年も 残すところ1ヵ月あまり。
やらなければならない仕事は、まだまだある。

2009年11月29日

来年の稲作始動

11月も残すところあと一日。
夜、集落内のJA関係部会の来年度に向けた コメ作付に関する会合。
 政権交代による、農政の新たな展開に対する期待と不安が交錯する。

来年の作付に関しては、全く予想がつかない。
来年のコメ政策の行方に関しては、新聞報道が頼り。
各々の 推測による話し。
手さぐり状態がつづく。
それでも、人間様のご都合とは関係なく 来年に向けてのコメ作りは始った。

2009年11月30日

明日から師走

今日で 11月も終わり。
あしたは、12月。 師走。
いよいよ今年も、残すところ1ヵ月。
 天気予報によれば、明日は穏やかな 小春日和になるという。
しっかり心を引き締め、今年を締めくくりたい。

About 2009年11月

2009年11月にブログ「だだわらす子のひとり言」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

次のアーカイブは2009年12月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。