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予算半減

角田土地改良区の理事会が開かれる。
予算編成で、 来年度の土地改良関係予算が半分になるようだ。
当然 理事会で大きな話題となる。
 予算が一気に半分になるということは、土地改良区組織そのものの存在危機を意味する。  政治と土地改良区との関係は、密接なものがある。 それに対し大きな疑問を
もっていたが、その影響をこんな形で表になるとは。
土地改良関係者は、今回の予算半減を機に 組織の存在意義を真剣に討議する時期にきたといえる。

今回の背景を、農業技術通信社発 アグロニュースに解説しているので 転記する。

今回の予算編成で土地改良関係予算が半額に削られたことをご存じだろう。本日のニュースでも「土地改良事業費について、削減に向けた調整に入りました。 21日、業界団体の野中広務会長(元自民党代議士)が予算復活を求め陳情に訪れていましたが、概算要求のおよそ4900億円から2000億円程度削減される見通しです。今回の削減によって来年度からコメで先行実施する戸別所得補償制度の予算、およそ5600億円は満額認められる方向です。」(毎日放送)と報じた。民主党政権が、なぜ土地改良に目の敵にするのかといぶかっておられる読者も多かったと思うが、やっと実態が見えてきた。政治が原因だった。それも野中VS小沢のとばっちりを受けたのである。野中氏は、来夏の参院選で自民党から公認された組織内候補について「出さない方向で、予算の確保を最優先する」と記者団に語り、擁立見送りを検討する考えを明らかにしている。野中氏の全面屈服に、民主党幹部は「言いなりになって予算を増額すれば、こちらが信用を失うだけだ」と語り、同紙は、「今のところ野中氏の要望に応じる様子はない」と解説。ご存じかと思うが、全土連は農協と並び、農村地帯における有力な自民党の支持団体。来夏は農林水産省出身の新顔、南部明弘氏の擁立をすでに決めており、異例の方針転換をすれば同党の参院選戦略に大きな打撃となる。野中氏は、かつて政敵の小沢一郎氏のことを「悪魔」と呼んでいた。この記事を読む限り、野中氏が小沢氏に屈した格好となる。

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2009年12月22日 22:14に投稿されたエントリーのページです。

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