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崩壊始るJA

昨日に引き続き 塩水選作業をする。
昨日よりも 日差しが多かったが、気温はさほど上がらず寒い一日だった。
時折 小雪がとんできた。
 塩水選作業をする農家が少なくなったと聞いたことがある。
最近は、殆どが購入種を使うようになったので、選別は良くなったと言えるが、塩水選は稲作の基本作業だ。 世間がどうであれ、我が家は基本に忠実な米作りをするだけだ。
 ところで、農家組織の基本的運営が大きく崩れてきたと感じることが多くある。
特に 農協の組織運営が大きく乱れてきた。 JA組織の改革は叫ぶものの、一番大切な末端組織。
各集落に組織された組合員組織の核である農家組合。それを支える班の存在を全く無視した。いや、その存在すらを理解できないリーダーが 今のJAを運営している現実を目の当たりにしている。
JA改革は、末端の組合員をどのように位置づけるか。それからはじまらないと、とんでもない組織崩壊につながるだろう。 農協改革は、農政の問題ではなく、農協そのもの 組織そのものの問題だ。
巨大組織である農協だからこそ、崩壊が始まれば一気に進むだろう。
 残念ながら今の、JAリーダーにはその自覚さえもない。

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2015年03月12日 22:27に投稿されたエントリーのページです。

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