東京都目黒区とは、友好姉妹都市となっている。
目黒区米小売商組合の皆さんにお世話になって 角田のコメを目黒区民の皆さんに食べていただいている。
目黒区のコメ組合の役員6名が わざわざ田んぼを見にくる。
15年前より、我が家の田んぼに カブトエビが生息するようになった。 たまたまカブトエビの先生が目黒区の米屋さんにいたので カブトエビを通して交流を深めてきた。 目黒区の米屋 愛米屋さんだ。
5年前の 東日本震災以来、放射能の風評害に悩んできたところ、大震災を乗り越え、カブトエビは毎年確実にふえてきている。
このカブトエビ、不思議なことに 何処の田んぼにいるわけではない。
良質の有機質肥料を施した田んぼにだけ 生息する。 化学肥料だけの田んぼには、いないのだ。 辺りの田んぼには、いないのだ。
カブトエビの先生、愛米屋さんによれば、カブトエビのいる田んぼのコメは 美味しいという。
確かに、良質の有機質肥料を施した田んぼにカブトエビが生息するという事実からすれば納得できる。
そこで、目黒区の協力のもと、カブトエビのいる田んぼのコメを カブトエビ米として販売することになった。 今回は、そのカブトエビの生息状況の確認のためやってきた。
このカブトエビ 姿を確認できるのは いまの時期から6月いっぱい位。
生きた化石とも よばれている カブトエビ。
東京電力福島原発事故の放射能汚染も なんのその。 角田の田んぼに確実に増え続けている。
環境は明らかに、よくなっている。
この秋には、カブトエビ米が 目黒区から発売される。