期待していた雨は 降らず、最高気温33度。
農業改良普及センターで 高温に対する技術対策なるチラシを持ってきた。
いずれも 学校の試験問題の解答例から 抜き出してきたと思われる答えばかり。
生産現場を 念頭に置いた実行可能な対策はというと・・・・?
所詮 教科書通りで専業農家として生きていけるのなら、わざわざ高等教育を受けた
農家の子弟が農業関係機関で働くはずがない。
そんなことは、どうでもいいこと。
このまれにみる高温をどう乗り切るか。
技術対策のチラシに書いてあることは、基本的なもの。
基本を再確認させていただいたと思えば、ありがたい。
その基本を、如何に現場で応用するかを考え、実行するかは百姓の仕事だろう。
高温の日が続くということは、お日様が毎日 顔を出しているということ。
塔度が上がり、うまいコメが出来る可能性も高いということだ。
あとは、百姓の腕のみせどころ。
暑い暑いなどと、技術対策の効能書き並べても一銭にもならない。
暑い田んぼに、どれだけ通えるかが勝負。
それだからこそ、百姓はやめられない。