角田市でも コメの放射能予備検査が始まった。
コメの収穫作業もまじかだ。
ここにきて、お客さんから放射能を心配する声がおおくなった。
国が言う、安全基準値、暫定基準値500ベクレル という数字が消費者が信用していないこと大きな問題だ。
消費者の求める放射能値は、放射能が入っているか 入っていないかだ。
つまりゼロか、入っているか、だけのようだ。
おそらく 日本のコメで 放射能値がゼロ米は ほとんどないだろう。
不検出という米は、相当数でるだろう。
そこで問題なのは、 不検出という値は、放射能値がゼロではないということだ。
20ベクレル以下の値は 不検出という表示だという。 例えば、放射能レベルが19の場合 一般の表示は 不検出 となる。 それでは 21の場合は 放射能の値は
21ベクレルと表示される。
放射能測定値が 19ベクレルと21ベクレル との放射能の値が健康に及ぼす影響はどんなちがいがあるのだろうか。 まったく違いなどないだろう。
しかし、実際の消費者の立場から見た場合、とんでもない違いとなって現れる。
店頭表示が、不検出(たとえば19ベクレルのコメ)のコメと 21ベクレルのコメがあった 消費者は、間違いなく不検出のコメを買うだろう。
国の言う安全指針とする、暫定基準値 500ベクレルは いったい何のために設けたのか。
このままでは、 不検出(実際に放射能が入っている米)と 放射能の値が数字で表示される米と 差別化されるだろう。
消費者の求めているコメは、 放射能の値が 安全なコメであって 放射能レベルの
低いコメではない。ということだ。
独自で放射測定器を 購入する予定はない。 そんな数字は、自分の気休めであって、お客さんにのためにはならない。 公の機関で、いち早く放射能検査を実施して欲しい。 そして、細かい数値を言うのではなく、安全 という情報をしっかり 言葉として発信して欲しい。
実際の お客様がどのような 行動を示すのか 心配の毎日だ。