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担い手農家の倒産

土地改良区の理事会が開かれる。
土地改良区の最大の課題は、未納賦課金の増加だ。
理事会でも、その対策が大きな議題になった。
理事会終了後 理事それぞれが地域にわかれ 未納組合員宅を訪問し現状把握をするともに、賦課金の納入をお願いした。
 あらためて 感じる。
危惧していたことが 現実となってきた。
組合員の農地を借地して規模拡大をしてきた 担い手農家が未納するのだ。
この傾向は 数年前から出てきたが、昨今の米価の低迷と急激な規模拡大による
農機具の過剰投資。また、資金繰り等の経営感覚の欠如と規模拡大に伴う農業技術
の未熟さ等が 相まって企業でいえば倒産寸前の農家が急激に増加しつつある。
今日、訪問した組合宅もまさしくその典型的農家といえる。
 行政は もちろん農業関係機関の早急の現状把握を望む。
 それにしても、現政権の現状認識の甘さと対応のまずさが 一番の懸念材料だ。

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2011年01月28日 23:19に投稿されたエントリーのページです。

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