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いまこそ消費者庁の出番

内閣府の外局に 消費者庁という組織がある。
日本人の主食は、お米だ。
そのお米の収穫時期が 目前に迫っている。
 生産地では、福島原発事故による放射能汚染がコメに及ぼす影響を心配する声が
日増しに大きくなっている。
 今月末から 本格的な調査が始まろうとしている。
その調査結果を 固唾をのんで見守っている。

生産者として、安全な食べ物を消費者に届けることは、義務であり当然の責任だ。
 農水省等、生産現場に近い 農業関係部局が検査業務あたる。
検査結果は、速やかに公表さへ「安全」というコメだけを詩情に流通させるという。
それまでは、新米の出荷を自粛するよう指導されている。
生産者の立場からいえば、公的機関の検査・指導に基づき新米を出荷するように準備を進めているところだ。
問題は、この検査結果を消費者が どのくらい信用・信頼するかだ。
特に、子供を育てる家族にとっては、想像以上に放射能害を心配する声がある。
その声が日増しに高まっていることを 肌で感じる日々だ。
風評害の怖さを まじかで見る日々が続いている。

 お米は、毎日食べるもの。 関心が高いのは当然だろう。
いまこそ、消費者庁の出番ではないか。
農水省が お米の安全宣言を出すのではなく、消費者庁が消費者の立場たった視点で
放射能レベルを解析し 安全宣言を出すべきだろう。
消費者庁の存在そのものが、影が薄い。
今こそ 消費者庁の出番ではないか。

 そんな話を、横浜の知人と電話で 話をする。

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2011年08月17日 22:26に投稿されたエントリーのページです。

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