放射能被害を考えるセミナーが仙台で開かれる。
稲藁汚染による牛肉放射能汚染問題で、宮城県内の稲作農家等の関心が一気に高まった。 会場も満員の盛況だ。
昼食時間に、県北の大規模畜産経営をしている法人経営者と同席した。
女性経営者だ。 一ヵ月にエサ代等で一千万円の経費が必要だという。
この一ヶ月間 牛の出荷停止で収入はゼロ。なんとかしのいできたが、もう限界にちかいという。 しかも、稲藁の販売事業もしていたが 汚染ワラが 往復の運賃込みの請求書付きで 返品が相次いでいるという。
いったいどのように 処理したらいいか。 これからの経営を考えると頭が痛いと嘆いていた。
放射能問題は、今後どのようなところまで発展するか予想のつかない。
もうすぐ稲刈りが始まる。