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稲刈り 完了

最高の天気に恵まれ、無事に稲刈を終えることが出来た。
今年の稲刈は 長かった。
放射能の試験刈りを兼ねて 稲刈りが始まったのが先月8日。
それから一ヵ月。
 その間 コンバインのトラブル。農機具店の配慮で 中古コンバインの手配をしてもらい、また先輩の応援もいただき なんとか稲刈を終わらせることができた。
また、本当に久しぶりの台風15号の直撃。大雨による冠水。
幸い、台風通過後の 天気にもめぐまれ 品質を落とすことなく最小限の被害済んだ。
 そのほか 最も精神的につかれたのが 福島原発の放射能汚染による風評害だ。
自分の力では どうにもならない。 宮城県による放射能検査の結果 我が家の田んぼも 不検出という結果をいただいたが それでも放射能に対する不安をいだく人が少なからずいるという現実。
これに関しては、人生観も含めて生き方の問題までの議論になるので、あまり触れたく
ない。 だだし、人は食糧を食べてこそ、命が続くということは 誰もが否定することがない現実だ。 問題は、何処で育ったものを食糧とするかだ。
 最も適しているのは、これからの住み続ける居住地の近くで収穫したものを食するこだと信じている。 たとえ 多少の不合理があったとしてもだ。
 人は、特別の生命体ではなく、その地域に生き続ける、微生物も含めて全ての生命体の循環の一部として存在しているにすぎないからだ。
 その生命循環に適合できなければ、その生命の未来はない。
放射能汚染に関して、未来を担う 子供たちが心配だとう。
放射能との付き合いは、これから数十年単位で付き合わなければならない問題だ。
 心配ならばこそ、明らかに安心して食することができる範囲の 放射能レベルの食品
を 子供たちにも食べさせることも必要だ。
 こんなことを書いたら、またもや バッシングを受けるだろうが、心からそう思う毎日だ。

コメント (1)

手塚靖:

別にバッシングではありませんが、子供たちに食べさせる「必要」は無いと私は思います。

理由はこの件(放射能問題)に関して明らかな安心など無いと思うからです。

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2011年10月08日 23:54に投稿されたエントリーのページです。

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