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放射能検出る

夕方 宮城県大河原普及センターおよび 角田市農政課より放射性物質測定結果の連絡が入る。

平成24年三昧の放射性物質測定結果(プレスリリース)について というFAXが同時に送られてきた。

結果は、角田市内の地域において(測定地点222ヵ所)の全てにおいて不検出だという。
食品衛生法に基づく放射性物質の基準値(100ベクレル・㎏)以下であり、安全性に問題がないことが確認されました。この結果により、平成24年産米は通常通り出荷、販売等が可能になりました。
という報告だ。

 国によれば50ベクレル以下を不検出としている。 不検出とは、検出下限値未満であることを示すというが、今回 宮城県はその検出下限値の数値を公表している。
その結果は、私の住んでいる旧北郷村の測定地点(51ヵ所)で セシウム134とセシウム137のセシウム合計の値が 最高地点で検出限界 7.8  最低が4.5だ。 (測定機関は、株式会社 理研分析センター。 分析機器 ゲルマニウム半導体検出器)

今年の稲刈作業は、猛暑の中での収穫作業が続いている。今日も32度の中の稲刈だ。
しかも、放射能の検査結果が出るまでは出荷自粛。 これまでは、出来るだけ早く稲刈りをして 消費者の皆様に 新米の報告をすることを目標に稲刈をしてきた。
 今年は、地域内の検査地点が昨年の25倍に拡大。その結果が出ないうちは出荷が出来ないという事で なんとも気合の入らない稲刈だった。 それでも、この猛者と地域の生産者の皆さん、及び
県庁はじめ関係機関の努力と協力で予定よりも4日も早い出荷が可能になった。
 これで、自信を持って今年のお米を食べていただける。
国で定める、放射性物質100ベクレルを大きく下回る、十分の一以下の放射性物質の値の結果を
心から素直に喜びたい。 関係機関の皆さんに 心から感謝したい。

あとは、消費者の皆さまの判断だ。ゼオライトの施用・塩化カリの散布など 生産者とし考えられる放射能対策をしてきた。  あとは、消費者の皆様の 冷静な判断を望むだけだ。

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2012年09月17日 22:43に投稿されたエントリーのページです。

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