田んぼの補植作業等 見回りを一日する。
田植え後 低温が続き心配したが このところの暖かさで 一気に生育が回復してきた。
5月末 カブトエビ研究家でもある目黒区の米屋さんが やってきたこともあり、カブトエビの観察に特に力が入っている。
毎年 今頃になるとカブトエビは いなくなるものだと思っていたが 田んぼの中に入ると
大きく育った カブトエビが我が家の殆どの田んぼで見ることできる。
生きた化石といわれるカブトエビが確実に増えている。
不思議なことに、隣の田んぼにはいないのだ。
出来るだけ農薬の使用を控え、有機質主体肥料を永年つかってきたことで、環境がよくなってきた証だろう。 カブトエビは生育環境にたいへん敏感だという。少しでも環境が悪くなると発生しないという。 東京電力福島原発事故に伴う、放射能を心配する声をまだ聞くが、土にもぐって生きているカブトエビ。 本当に影響があるほど放射能に汚染されているのなら カブトエビは発生しない。
何千万円もする放射能測定器の測定値に目を凝らして神経質になるよりも、 生きたカブトエビの元気な姿に未来を語るほうが真実だと思うこの頃だ。
先ずは、田んぼに入りカブトエビでも探してほしい。