« 上京 | メイン | 夏祭り »

シンポジウム参加

目黒区産業まつり 初日。
朝9時前には 角田から到着。
会場準備を手際よく進める。
今年も暑さの中のイベント参加。
本当にご苦労様だ。
会場準備が整ったことを確認し 実践総合農学会主催のTPPに関するシンポジウム参加のため
東京農業大学へ向かう。
今回は、パネラーの一人として参加する。
TPPに関する生産現場の思いを語って欲しいとのことで参加。
考えてみれば、今年で還暦を迎える年となった。
20歳から農業を始めてから40年米作りを続けてきた事になる。
 少しは、生意気なことを言ってもいい年になった。
私の報告のテーマは「TPPを語る前に 語るべきことがある。担い手は農村から掘り起こせ!」
 新食糧法施行以来18年が過ぎようとしている今、 新法の目指す姿に 程遠い生産現場の現実」
誰も責任を取ろうとしない 無責任農政。 いい年になったのだから、あまり余計なことを言わないで
程ほどにまとめて終わらせよいうと思ったが、せっかくの機会。この40年の思いを言わずしてナンで東京まで行く必要があるのか。
二度と来るなといわれても結構との思いを強くし会場へ行く。
 日本農業の試験研究機関の最高責任者が主催する学会。そのほか農業界では名だたる諸先生方も顔だす、会合だ。
意見を述べさせてもらうには、この上もない機会。
この春から撮りためておいた、田んぼ風景をバックに 相変らずの口調で言いたいことを言ってくる。
 時間の関係で総括討論の時間が少なかったが、戸別補償政策についての評価については、
先に意見を述べた前東洋大学教授の服部先生は、高い評価をする意見を述べたが、私は、真っ向から 反対の意見を言わせてもらう。 所得補償の財源は貴重な税金だ。
食糧の安定供給に資する政策的観点から 評価すれば、決して評価できるものではない。
その強い思いから、真っ向から反対意見を大きな声で言ってくる。
会場には、大学関係者や試験研究機関の いわば公務員の関係者多かったので あまり余計な事まで言わないと思ったが 思わぬ展開になったので、難しい話をするよりは単刀直入に行ったほうがいいと思い。 農業界では 禁句的な話をする。  
 中身は簡単。 税金の支出で国民の納得 理解できる農政をして欲しいということだ。
午後1時からはじまり 夕方6時ごろまでかかったシンポジウム。
疲れた。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2013年07月27日 23:05に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「上京」です。

次の投稿は「夏祭り」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。