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宗立僧堂

ここ数日の寒さは 幾分やわらぐ。
昨日(14日)菩提寺の長泉寺で海外僧10名による先祖供養の法要が営まれる。
長泉寺では、今年初めて宗立僧堂が行われている。
8月末から11月18日まで三カ月の間 座禅など修行がおこなわれた。
曹洞宗の本山から 指導僧が数名やってきて修行が行われてきた。
曹洞宗では、海外に信徒を増やすために外国人の僧侶の育成をしているという。
 その修業の寺として長泉寺が指定され今回の宗立僧堂が開かれた。
今回はアメリカ人ドイツ人など10名の外国人僧侶 そのうち 尼さん3人が参加し修行が続けられてきた。  本山から来た責任指導僧が 挨拶の中で 今回参加した外国人僧侶は お経など殆ど唱えることが出来なかったが、この三カ月の修行で僧侶として少しは様になってきた。 お世話になった長泉寺檀信徒の皆さんに感謝のために先祖供養を兼ね開いたという。
外国人僧侶10名によるお経は、修業の成果もあって見事なものだった。
ちなみに、経典はローマ字で書かれていたようだ。
また、当初は13名の海外僧侶が参加予定だったが 東京電力福島原発事故による放射能を心配して3名が不参加となったという。
原発事故は、こんなところまで影響している。

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2013年11月15日 22:36に投稿されたエントリーのページです。

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