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農政改革

午後から仙台で稲作経営者会議の総会に出席。
体調が思わしくなかったが、総会後 農水省から課長補佐が来て 今回の米改革について
説明するというのでかける。
 稲作経営者会議の会合は、このところ ご無沙汰している。 久しぶりに出席したが 出席率は
すこぶる悪い。 本来であれば、県内各地の稲作経営者のよりどころとなる組織のはずだが、
稲作経営者が育っていないのだ。 活気がない。
顔ぶれも 旧知の面々。
 稲作の担い手の中心となるべき、経営体が 農政の混迷の中で育っていないのだ。
今回の改革も 中途半端になるだろう。
なぜなら 産業政策と 地域政策を 車の両輪として 今回の米改革も推進するという。
農水省の中で 産業政策としての担い手対策と地域政策としての担い手 という 二つの担い手を それぞれ違った政策を持って育てるという 発想をしているようでは 今回も中途半端になる。
 日本の米を担う担い手は、 産業としての担い手と 地域の担い手、その二つの資質を兼ね備えた
担い手が これからの日本の水田を守っていく担い手だと考えている。
 一般的な 会社の経営者以上に有能な人材育成が求められる。
その点を、農水省が理解していない。
産業政策と 地域政策 を合わせ持った担い手政策を望みたい。

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2014年01月20日 21:34に投稿されたエントリーのページです。

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