« 眠くなりました。 | メイン | 新しい職場を探しては? »

悟りの境地に10年デスカ。

先日JICAの「国際協力のつどい」の時 久しぶりにあった JICA職員OBの方に言われましたよ。
その方は、40年以上にわたり 主に中南米諸国をまたにかけ 開発援助の仕事に携わった人です。

日本では、企業的農業は成り立たないのではないか。
その大きな要因は、安い労働力を容易に確保できないから、というのです。
自給生活を楽しむという事を基本に据えないと日本では 農業で暮らしていけないのではないか。 ドイツ人の農業のやり方・暮らしぶりから多くの生活の知恵を学んだというのです。

また、今日は 久しぶりに私の信頼している先輩と数時間にわたり情報交換を兼ねて意見交換をしました。
農業は家族経営を前提とした経営を基本に据えることが、生き残りのための大切な戦略ではないか。ということで双方で納得。

企業が直接農業に手を出すのは、いかがなものか。さればとて現在のJAにこれからの農業振興を任せるのも いかがなものか。
組織維持を前提とした事業展開しかできないJAの時代は終わったのではないか。
農業、農業者もこれから 大きく二極化せざるをえない。
それに対応すべく生産現場組織も おのおのに対応する組織として
改編および 新しい組織の立ち上げが必要になるのでは・・・。

いずれにしても これからの10年間は苦難の時代が続くのではという話になりました。
それを、どう乗り切るか!!
そのためには、いかにすべての面で二極化するであろう局面において 「腹をくくることができるか」 にかかっているのでは・・・。
ということでも 二人で納得、納得の世間話となりました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.omokawa.com/blog/mt-tb.cgi/54