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風物詩も時代と共に

水のみ百姓君 おばんです。
春の風物詩?ですか。
時代と共に 変わりますよね。

そうですね。農業も産業として扱われると、風物詩等と
のんきに農作業を楽しむ 余裕もなくなりますよね。


そういえば、先日 近所の先輩がやってきて、こんな話をしてました。

おらいの母ちゃん、30年来務めていた 市内の誘致企業を
めでたく定年退職。 失業保険を貰っている。
ハローワークに定期的に行っているそうで、その際 そこのお役人さんに きつく言われる事があるというのです。

「うちに帰って 家が農家だからといって 失業保険を貰っている間は、絶対に農作業等をしてはいけない!!」
・・・と。 それを口実に畑の草むしり位したらどうだといっても のんきにコタツにあたって、動こうともしない。
困ったもんだナイン。
そういって、ゆっくりお茶を飲んでいきました。

世の中、そんなことまで 言うようになったの?
それでは、世の 兼業農家の公務員さんは どうなるの?

農業は 特別。農業は、家業だから副業ではないなどどと、公務員規定にある「副業の禁止」の規定は、我々公務員は除外されるのだ・・・・。
と、法規を作る立場の特権を生かし、家業なのだとして 週休2日をエンジョイしながら たんぼでのんきに農作業 なんて風物詩も そろそろヤバクなるかもね。

これまでの政策は、農産物の価格政策だった為、たとえ公務員だとしても、販売量の多少に関わらず すべての販売農家が 国の補助金の恩恵を受けていたといえます。

新しい農業政策の中で、農家の直接所得補償政策が検討されています。
線引きを明確にしないと、とんでもない税金の二重支払いが起こり、またまた、無駄遣いになりそうですよね。

ことによると、日本のコメづくり農家の貴重な 超安定担い手農家を失うかもしれませんね。

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