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2005年08月31日

豊穣の秋でありますように

うしかいさん おばんです。
デントコーンの収穫 始まりましたか。

お百姓仕事は、お天道様次第。
収穫目前にして、一夜で全滅。
なんてことは、過去に経験済みです。

お天道様の下にある限り、何がおこるか分かりません。
今年の お米の出来は まずまずの出来です。
無事に収穫が済むまでは、安心できません。

ホント 
>>これからは台風の進路に一喜一憂の収穫前ですね。

まったく 同感。
明日から 9月。
豊穣の秋でありますように。

それにしても はるか太平洋上に発生した台風14号なんとなく不気味ですね。

2005年08月30日

総選挙

午後から雲が広がり、夕方少しだけ 雨がちらつきました。
スッキリした快晴の日が続きません。

明日の天気は、朝から快晴。
期待します。

今日 総選挙公示。
テレビでは、朝から選挙・選挙。

というのに、今日一日 選挙カーには 一台も遭遇せず。
いつものように、静かな田んぼ風景が 広がっていました。

2005年08月29日

幸せな時間

今朝は、気温が下がった為か 霧が発生。
日が昇るにるれ 少しずつ真っ青な青空が広がる瞬間は、幸せを感じるほどの素敵なひと時でした。

今朝の最低気温は、予報どおり18度。
季節は秋。
稲穂は、日々 稔り色に染まります。

2005年08月28日

涼しくなりました。

明日 朝の予想最低気温18度。
現在の気温 20度。
今日も、田んぼの草刈作業。

ホントに涼しくなりました。
予報では明日は 快晴。
日中気温が上がり 夜冷える天気が続くと 一気にお米の
稔りが進みます。

週間予報では、これから一週間、晴れマーク。
期待してますよ、お天道様。 

2005年08月27日

空が高くなりました。

サラリーマンで農家の長男 さん おばんです。 「土の塾」御苦労様でした。これを機会に 角田にまた 遊びに来て下さい。 カキコありがとう。

関西のお百姓さま。 関西は相変わらず 暑い日々が続いているようですね。
幸い台風11号の被害は、殆どありませんでした。
それにしても、台風と聞くと動きが気になるます。
窓開けて 今パソコンに向かっていますが、外から入ってくる空気は少し寒く感じます。

今日は、台風一過。
きれいな 高い澄み切った青空が広がりました。
季節は、一気に秋モード。

2005年08月26日

財務検討会

うしかいさん おばんです。
お久しぶりです。

台風の被害 大丈夫でしたか。

>>>ウチでは夜中に既に水が出て古いほうの牛舎は
床上浸水です。家の前の道路は川です。
今から来るということで、どうなる事やら・・

角田市内は、雨は降ったものの さほど被害は出ませんでした。 しかし、同じ角田市でも 西部山間地帯では 朝方にかけて猛烈な雨が降ったようです。

うしかいさんの所は、山間部 その後の 雨脚はいかがでしたか。
被害がなかった事を お祈りいたします。

今日は 午後から農業公社で角田市アグリパソコン研究会主催「我が家の財務検討表の作成」の勉強会がありました。

この研修会は、数年前から是非とも やりたいと思いつつ
なかなか実現できませんでした。

今年の総会の時 総会の議案として承認いただきましたので
事務当局の御配慮で 実現できました。

これまでの一過性の経営分析研修会では、役に立たないと
思っていましので、今年は 個別指導を前提に勉強会を計画しました。

簿記の記帳は、だいぶ普及してきましたが 税の申告で終わっているのが現実。
もったいない。もったいない。

経営として農業を語るのであれば、自分の家の金の流れを 当然の如く 把握する。している、ハズ。

しかし、しかし、 この当然のことが 出来ていない。
そこで、当然のことの 積み上げから始めようとなった次第です。

指導者は、普及センターの 経営担当 齋藤君。
これも当たり前の事。

指導する側が ホントに分かっていると、その話を聞いても
たいへん分かりやすい。
特に、農業簿記は 一般の企業会計とはチョイト違います。

生産活動と生活の分離が出来ない。
農家を分かっていない 薄っぺらの指導員は 口で簡単に
生活と生産現場・活動を分離しろ!!という。
冗談ではない。 サラリーマンがいやで 百姓やっているのだ。

ということで、農業簿記を丁寧に記帳すると、生産活動プラス生活も見えてきます。

そこのところを、分かりやすく指導してもらうと グット自分の記帳した簿記が 身近になるのです。

それが出来る指導員は、ホントに農業経営を理解している普及員。県内には、殆どいないでしょう。
サスガに、昨年まで宮城県農業経営専門技術員の齋藤君。

一般的にある 財務諸表は使わず、彼独自の財務検討表を用いての勉強会、たいへん分かりやすかったです。

個別指導ということで、一週間にわたる勉強会。
参加者は、予想以上に多いです。

角田の農家の意識は、確実に変化してきました。

2005年08月25日

台風11号

台風11号接近中。

強い台風が首都圏に向かって進んでいます。
先程 宮城県も 大雨洪水警報が出ました。

今回の台風は 雨が心配です。
農作物は、収穫目前。

秋あげ半作。

収穫が終わるまでは、少しも安心できません。
無事に過ぎていきますように。

今は、ただ祈るだけです。

2005年08月24日

日本人が選挙するのだ。

なかいくん おばんです。

>>>それにしても選挙のニュースは盛んですが、庶民には響いてくるものがありませんね。

そうですかね。

私のとっては、毎日が 興奮の日々です。
たぶん どんな結果にになろうとも 今の日本国民の現実の姿が 強烈に描き出されるのであろう思ってます。
その、現実の中でしか 将来は語れないし、動けないのだと思います。

そう思いませんか。選挙で投票できるのは、今の日本を生きている日本人なのですから。

今回の選挙程 面白い選挙はない。
歴史が 動くかもしれませんね。

私の心の中は、ねじれ現象です。
果たして 日本人は どのような選択をするのでしょうか。

2005年08月23日

虫の音が聞こえます

T.Y.Standardさま。 おばんです。
リンクありがとうございます。
しかも、

>>>宮城県角田発。ここには本物の文化がある。心が震える!

という 過分なるコメントまでいただき 恐縮してます。
私のは、ただのお遊びです。
気軽に 遊びに来てください。 そして、笑ってもらえれば
尚 結構!!

宮城は、夜 涼しくなりました。

2005年08月22日

蒸し暑い一日

蒸し暑い 一日が続いています。

少し動いただけで 汗が噴出します。

世の中 どこのチャンネルを回しても 選挙・選挙。

政治の世界は 無視できませんが、 それはそれとして、
日々の農作業の積み上げで 農作物は育つのです。

良質の農作物を育ててこそ、農家の生活は 成り立つのです。

稲刈り準備 始まりました。

2005年08月21日

浅野知事ありがとう!!

今 仙台から帰ってきました。
夜のニュースで お分かりでしょう。
「浅野史郎・夢ネットワークの県政報告会の会合」が 夜7時よりありました。

内容は、ニュースの通りです。

10日前に会合の案内をいただき、身内の会合(約60名余り)だという話を聞いてましたので、もしや もしやと思っていましたが。
本当でした。
会場の入り口には、大勢のマスコミがきてましたのでのその時点で 確信しました。

ある程度 予想はしてましたので、本当であれば 一言は言わせてもらおうと 思ってましたが黙って 知事の話を聞いてきました。

今の気持ちは、「浅野知事 楽しい夢をありがとう・御苦労様」

会合では、知事に翻意を促す 意見がたくさん出ました。

それを受けて、知事より言葉がありました。
今日の知事の話で印象に残った言葉。

「12年前 初当選をして 3日目に故山本知事を訪問し その時 山本知事からでた話。{ 浅野君 当選する事より 辞める時の方が たいへん難しい。 自分は5期も知事をやってしまった。本当は、3期で辞めるつもりだったが 5期もやって
恥ずかしいかぎりだ}」

「権力の座に長くいると腐敗が起こる。当事者個人が立派であれば 長くやってもそんな事はない。という意見もあるが個人の問題ではない。 それを取り巻くシステムそのものが停滞や腐敗を生む。それが権力というものだ」

以前より 3期で辞めるという話をしてましたので、公約どおりといえば その通りです。
それにしても・・・・・。

生き様に共感し、その生き様に 心躍らせながら夢を見させてもらいました。 
ありがとうございました。

自分の夢は、自分自身の力で 夢を描き実現するものだ。
ということでしょう。

2005年08月20日

交流会

土の塾3日目。
希望作物に応じて それぞれ農家に入り農業体験研修。

夜 百姓先生との交流会。
今年の塾生は、留学生もいて バラエティに富んで面白い。

農大のパラグアイ・中国からの留学生の皆さんと 交流会で
の話で印象に残ったこと。

日本の大学生は、大学に来て勉強する気があるのか疑問だ。
何のために 大学に来ているか不思議だ。
社会勉強????・・・・・と彼女等は言ってました。

2005年08月19日

土の塾2日目

土の塾 2日目。
農家見学と公開講座。
農家見学で午後から 我が家にやってきました。
我が家の経営を中心に話しましたが、どうしても 戦後の農政の動きと 農村社会の動きの話になります。

どの程度 理解できたかな。

夜は、我が同士 デザイナーの吉田さんと 小松先生による
これからの角田農業の展開。
「農業とデザイン」 角田農業が買われるための手法。

あらためて なるほど。 後は いかに実践するか。

2005年08月18日

土の塾 はじまる。

今日から 角田市農業振興公社主催
第5回 あぶくま農学校 「土の塾」が始まりました。
農業の勉強をしたい・農業を志したいという 皆さんを対象に 角田のプロの百姓が百姓先生となり 勉強してもらう塾です。

今年で5年目。
今年は、男子7名・女子4名 計11名の皆さんが角田市に
来ていたたきました。

「土の塾」を インターネットで知り 参加したという人が
毎年多くなっています。
時代を感じます。

午後1時半の開校式に続いて 市内の主な農業施設の見学
夜は、宮城県及び角田市農業についてのレクチャー。
私は、「我々は、何故 角田市農業公社を創ったのか」というテーマで 講義をしました。

今年は、中国からと パラグアイからの留学生の皆さんも参加してくれました。

土の塾も 今年で5年目。
あらためて継続して塾が出来る事に、角田の底力を感じました。

2005年08月17日

地震は いらん

関西のお百姓さん おばんです。
地震お見舞い ありがとうございます。

地震から一夜明け、地震の被害状況が分かってきました。

地震の災害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます。


率直な感想。
よくも、あれほどの揺れで これくらいの被害で済んだものだ。

近年 宮城県沖地震の巨大地震の発生確率 99パーセント。と盛んに 騒がれていました。

今回の地震は、想定されている宮城県沖地震ではない。とか
本当は、モット大きな地震が来る。
それこそが 宮城県沖地震なのだという報道もされています。

被害が 思いのほか少なかったのが 物足りないといわんばかり・・・・に。

備えあれば 憂いなし。 ではありますが、当事者とすれば
地震は 今回で勘弁して欲しい ものです。 

2005年08月16日

被害ありません

地震お見舞い ありがとうございます。
お陰様で 当地方に被害は ありませんでした。
御安心ください

(大きな揺れでした。)

今日の地震には、久しぶりにビックリ。
お昼マジカ。突然の地震。
幸い、私の住んでいる角田市内での 被害の話は聞こえてきません。

テレビ等の報道で みなさんも 御存知だと思いますが、仙台市内の7月にオープンしたばかりの最新施設に 大きな被害がでました。

宮城県沖地震は、近年 盛んに話題になっています。
それなのに それなのに、なぜ? 公共施設それも 最新施設に被害 なのか?

農政ではありませんが、行政関係者こそが 意識改革が 最も必要な人種ではないか・・・・。
と思っちゃいますよね。 

2005年08月15日

盆休み

お盆に 入り 天気が思わしくないです。
今日も、日中 曇り 時々 雨。

お墓参りを済ませてから、ゆっくり 休み。

お盆は、親戚がお墓参りに集まるので 賑やかなひと時になります。

2005年08月14日

盆踊り

今夜は、集落の盆踊り。
夕方 田んぼの見回りに出かけると 小高い丘にある
境内から 相馬盆歌の歌声が聞こえてきます。

稲穂が頭を 垂らし始め あと一ヶ月も過ぎると 稲刈りが始まります。

♪ハアア~~~ア~~~いよ~~~ことしゃ豊年だ~~よ♪
のお囃子ののように 無事に収穫できますように・・・・。

2005年08月13日

蒸し暑い日が続いています

関西の百姓さま。
おばんです。

関西は、雨のようですね。
宮城も ここ数日 梅雨に戻ったような天気が続いています。

最高気温が、30度を下回る日が続きますが、湿度が高いので 結構 蒸し暑く感じます。

当地方は、今のところ 大雨は降っていません。
田んぼや畑にとって 良いお湿りといったところでしょうか。

関西のほうは、田植えが遅い様で、その分 穂が出るのも
遅い様ですね。

こちらは、出穂の早い田んぼでは 稲穂が首を 垂れてきました。

2005年08月12日

気が付けばお盆

今日は、一日 曇り時々 小雨が降る 蒸し暑い。

梅雨明け数日は、真夏日が続き 暑い夏を予感したものの
また、梅雨に戻ったような天気。

気が付けば、お盆。

早いものですね。

2005年08月11日

今夜はラジオ深夜便

先程 東京のNHKラジオ深夜便の担当デレクターの坂口さんから 打ち合わせの℡。

先月が、野球中継延長の為放送中止。 2ヶ月ぶりの放送という事で 気持ちの整理をするのが 結構たいへん。

今日は、今 田んぼでは 穂が出揃い 一斉に花が咲き 稲の香りが プンプンしています。

その辺の話と、先月話せなかった、角田で行なわれてきた
JICA 国際協力機構 による ODA 日本政府による
開発途上国への開発援助の一環として 行なわれている
キューバからの 中堅稲作指導員を日本に 招聘して研修を行なっている 研修プログラムの様子を紹介しようと思っています。

なにしろ、時間が限られています。 
角田の百姓の 国際協力への 心意気を どのくら伝える事が出来るか。 
折角の機会なので いろんな話が出来ると云いのですが。

放送は今夜、11時20分頃からです。
生放送です。 

2005年08月10日

話題は衆院選

今夜は、角田市経営者会議の監査会。監事は、歴代会長及び諸先輩の方々。いずれも、JA役員や市議会議員などの要職
をしている先輩方。

時は、衆院解散・総選挙。
話題には、事欠きません。

今回の選挙、郵政改革が争点になろうとしていますが、
選挙結果次第では、日本の農政の 大転換期になる可能性大。

農政族といわれる、大物政治家の皆さんが 結構今回の 改革反対派に回ったとか。

選挙結果では、ホント 流れが大きく変わりますよね。

2005年08月09日

稲の花の香り

昨日の雨で、殆どの田んぼの 稲穂が出揃いました。
若竹色の田んぼから 地域全体が黄緑色の田んぼに少しずつ
変化してきました。

日中にかけ、青空が広がり 田んぼを渡るそよ風に たなびく稲穂の光景は、これまでとは趣が違います。

転作田の大豆の草取り作業や 田んぼの水管理作業の毎日です。

いま、 稲の花の香りが地域イッパイに広がっています。
田んぼでは、盛んに稲の花が次々に咲き誇っています。
稲の花は、ふつう9時頃から咲き始め11時頃からお昼にかけて 盛んに咲きます。 

このときの気温は、30度から35度の気温が 最適だといわれています。
今年は、最高の条件で 出穂の時期を迎えました。

朝夕 特に 風が収まる夕暮れ時は、特に稲の香りを強く感じます。
今年の花の香りは、いつもよりも 甘く感じます。
爽やかな 甘さを含んだ香りが 田んぼから漂ってきます。
この分だと、今年も美味しいお米が出来そうです。

稲の花の 匂いってあるの、どんな匂い?とよく聞かれます。

毎日 田んぼに囲まれて生活しているのに、稲の花の香りを
意識しないで生活している人が 結構います。

毎年、この時期になると、この匂い、香りをなんと表現すべきか、自分の文才のなさを あらためて思い知らされます。

ご飯を炊いた時、特に新米を炊いた時の 香りを薄めたような匂い。とでも言っておきましょう。
今年は、ホント。 爽やかなほんのりと 甘さを感じる 香りです。

稲の体の中で、盛んに花粉が出来る時期が 7月中下旬の時期です。この時期に 気温が20度以下 特に17度以下の低温に一定時間遭うと、花粉が上手く出来ません。
それで、冷害の大きな原因になるのですが、 冷害の年は、田んぼから 稲の香りが殆どしません。

今年は、美味しそうな稲の香りがプンプンします。
台風さえ来なければ 豊作が期待できます。 

2005年08月08日

衆議院 解散!!

期待していた 雨が降りました。
午後から まとまった雨となりました。

雨のちからは、凄いです。
田んぼ、大豆畑。 一気に 元気になりました。
殆どの 田んぼで稲穂が出揃いました。

また明日から、夏の日差しが戻れば 最高なのですが。

午後7時過ぎ。
小泉首相 衆議院を解散す。

2005年08月07日

立秋

きょうは、立秋。
残暑お見舞い申しあげます。

午前中 湿度が高く、しかも最高気温 31度。
大豆畑の草取り作業していて、たちまち汗ビッショリ。
蒸し暑い分 体に応えます。
昼前には、サスガに キツクなり早めに帰宅。

草取り作業は、単純作業ですが きつい作業です。

立秋をむかえ、これから日一日と涼しくなってきます。

2005年08月06日

稲穂が顔を出してきました。

今日も 暑かったですね。
稲にとって 大切な時期。夏は夏らしく 眩しいお日様をいっぱい 浴びて 稲の穂が顔を出す。

夏は 暑いものだとは、当たり前のことですが、数年に一度、特に 宮城県を中心とする 太平洋側は、当たり前でない 寒い夏がやってきます。

今年は、お陰様で 当たり前の夏のようです。
田んぼでは、盛んに 稲穂が 顔を出してきました。
あつ~~~イ 夏のお日様を いっぱい浴び 可愛い稲の花が盛んに 咲き始めました。

しかも、稲の花の 香りが田んぼイッパイに広がっています。 
稲の花の香りを、体で感じ 今年の豊作を確信するのです。 

2005年08月05日

猛暑続く

Sさん おばんです。
それにしても 今日は暑かったですね。

>>>貴重な睡眠時間を削ってしまった様でごめんなさい。激烈な反応にビックリです。

こちらこそ、そんなつもりでパソコンに向かった わけではないんです。
仕事も、一段落し この数年来 頭の中をグルグル 想いだけが 回っていたことです。 まだまだ、整理は付かないのですが、丁度良い機会だから チョットだけ整理しようと思っただけのこと。
お遊びです。

まだまだ 問題解決には程遠い。このことだけでも、確認できたのは収穫です。

どんな事でも 結構!!
農業に興味を持つ。しかも、自分自身の体で体験する。
大いに結構!!です。
千葉に行って 農業体験するとの事。
千葉は、私にとっても 第二の故郷のようなものです。
我が百姓人生の、理論的原点がそこには あります。

先ずは、ゆっくり楽しんで来てください。

2005年08月04日

真夏の夜 思う

Sさん おばんです。
我がHPのお付き合いの程 ありがとうございます。

今日は 暑かったです。
最高気温 32度。アメダスデータ。

>>>経営として農業を拝見すると生産物の価格からとても成り立たないのではと感じます。

御察しの通り。
今、殆どの百姓は 農産物価格の超低迷、 海外との農産物との競争、そして 日本国内に 溢れる食べ物の山々。

農産物の 過剰の中の大競争時代。 

今まで経験した事がない、とんでもない環境で農業生産活動を続けています。

しかも、地球上を見れば、食べ物がなく栄養失調で亡くなる子供達が たくさんいる。 ・・・・・と言うのにです。
これに関しては、ジックリ時間があるときに見解をまとめたいと思います。

今夜は、昨夜も話題になった 経営としての農業です。

今は亡き 守田志郎先生の名著に「農業は農業である」があります。 30年も前に 先生の講義を何度か聴く機会がありました。その講義は、今でも私の 脳裏に焼きついています。

また、その当時 その教育機関で学んだ事は、

食べ物は、車などの工業製品とは 明らかに違う。
食料を商品として 扱ってはいけないのだ。

その時代にたたきこまれた精神は、今もって 私の百姓を続けていくうえでの根幹を成すものです。

昨夜 議論した先輩は、極めて優秀な農業経営者です。
常に 互いにいいたい放題の話をしてきます。
先輩は、たぶん農業以外の会社経営をさせても立派な 経営者になったはずです。

その先輩曰く、俺は農業をする為に農業をしているのだ。会社を創るために 百姓をしているのではないのだ。
たぶん、企業経営を目指して 百姓を続けていたら 今頃 倒産していたかも・・・。

(そうは いうものの 先輩は強かに 経営者として最高の判断をしています。ただ、企業経営とは 明らかに一線を隔しています。そこのところの微妙な判断・行動。決して ある一線を越えた 農業経営を望まない。
このところの判断が、なかなか 難しいところ。
 生き方としての農業。農業経営者としての資質が問われるところだと思ってます)

百姓仕事していて 常に思うこと。
百姓は、 何百年にわたって 続いている家が結構あります。
これってなんでだろう・・・。 

私なりの 答え。
それは、百姓は百姓であり、農業を「経営(企業)」とする
生き方を求めなかったから。 百姓は 生業であり、生業であるかぎり その家がいき続けるかぎり 農業は続いてきた。 生業という生き方には たぶん 「倒産」 という言葉は存在しなかった ハズ。
「倒産」という言葉がないのだから 倒産しようがない。

そういう 俺が、 ここ10年来 盛んに 農業も「経営」をしなければならない。 農業経営者として意識改革をしようじゃないか。 なんて 仲間の先頭に立って 言っている。 お前 なに言ってんだ とお叱りを受けそうです。

私の気持ち。
農業者も 大企業の経営者と同じ経営感覚を持とうといっている のであって 百姓やめて企業家になろうジャナイカ な~~~ンて思って「経営」という言葉を使っているのではないんです。 

この点は、常に 我が先輩と 意見が一致するところ。

ホント、これから経営感覚を身に着けないと 「百姓」 としても生きていけない たいへんな時代を迎えようとしています。

百姓として 生き残るために!! 「経営」 しなければならない。

Sさん この気持ち 分かりますか。

>>>1000万もする機械でなぜペイするのか不思議です。機械なしではやれない状況の中、設備投資を低くする方策がないかぎり成立しないのではと心配しています。

ホント 不思議ですよね。

それでも、農業をや~~~めたなんて 悠長な事言ってられません。 生き続けなければならないのです。

日本で これから農業が成立する為の 最大の要因は、

国民・消費者の皆さんの 農業・農業者への理解をいかに 求めるか。 しかも、自立した農業経営者が 自己責任のもとに のびのびと農業に携わることが出来る 農業環境を政策の中で創りだせるか。 

そのためには、これまでの生業での農業を強調しただけで良いのか。JAを中心とした被害者意識に立脚した これまでの農政の展開で ホントに理解が得られるのか?

この点に関しては、はっきり NOと自信を持って応えます。

農業を 命を支える産業として また 日本人の食糧の安定供給を可能とする産業として いかに農政を展開すべきかと言う視点が今後益々 必要だと 思うんですが。

そこで、我が恩師が 最近盛んに ほざいていること。
「農業は 資本主義だ!!」
「カンパニーをつくろう!!」
言っている事 チョットだけ見えてきました。

戦後 日本の農政の 悲劇は
農業を 「経営」として捉える事 イコール 農業を「企業・会社」にする事だと  学者先生方 及び 特に農業関係機関で働く労働者が勝手に 思い込んだ事から 始まったのではないかと思うのであります。

それは な~~~んでか。

百姓は、あくまで 田んぼや畑で もくもくと働いて貰わなくて こまるんです。 

物云わぬ農民 ではなく、 物をいってもらっては、困るんです。

そりゃ そうでしょう 受験戦争に勝ち抜く為に 一生懸命に勉強し それなりに大学を出て・さらに就職競争にも勝ち抜いた 自称? エリートです。
農業指導機関なるものに ヤットの思いで就職したからには
たんなる百姓に もっともな話をしてもらっては 困りますよね。

そんな事は、どうでも良いのだ!!
百姓として 生き残るために 本気で「経営」しなければ。

2005年08月03日

梅雨明け宣言

梅雨明け宣言が出ました。 
例年よりも 10日あまり遅い梅雨明けとか。

夕方 雷雨。
一気に 稲穂が顔を出しそうです。

昨夜は、久しぶりに 先輩と雑談。ついつい深夜まで。
これからの農業経営のあり方など。 百姓としてどう生きるか!!など 互いに意見交換。

農業をしっかりと 経営として捉え、そのうえで経営者としてどう生きるか・・・・・・。 
いつものように、あっという間に 時間だけが過ぎました。
安心したのか昨夜は 、帰宅後 そのまま 就寝。

2005年08月02日

蒸し暑い夜

今日の最高気温は、午後2時に記録。
31度 真夏日でした。(地元アメダスデータ)。
夜になっても 蒸し暑さは残っています。

昨日より、稲穂がチラホラでかかっている と感じていました。 例年 早く穂が出る田んぼを あらためて 確認。
稲穂が 顔を出してきました。

白い可愛い 花が咲いています。
これから一斉に、穂が出てきます。

夕方 蒸し暑い空気が田んぼから 漂うようになると 田んぼから漂ってくる空気にのって 稲の香りがします。

その香りの 強弱によって その年の、豊作を確信します。
冷害で 花のおしべに障害が出来 花粉の出来が悪いと 稲の香りが 弱く感じます。
大冷害のときは、まったく 稲の香りがしない年もありました。

昨年のような豊作の年は、田んぼで仕事していると プンプン稲の花の 香り 匂いがします。
出来の良い花粉が たくさん無事に育っています。
稲の花の香りを 感じると安心するのです。

大豆の花も、盛んに咲き出しました。

今年の農作物の出来は、これからの天気次第。

仕事も ひとだんらく。 でも 田んぼの水管理は油断できません。 稲の根の健康を考えた、管理が求められています。 先ずは、こまめな水管理を実行。

2005年08月01日

勝負の月

なかいくん おばんです。
いよいよ8月ですね。

宮城県の稲作は、前半の生育は当てになりません。
出穂前後の天気で 大きく作柄が変わります。

美味いお米に仕上がりますように お天道様に祈り
しましょう。

大豆の生育は 今のところ あまり良くありません。
しかし、諦めません。順調に生育したところでは、花が咲き始めました。
勝負の時です。

大豆の追肥作業を始めました。