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梅雨明け宣言そして農業版環境会計

午後3時 ついに 梅雨明け宣言がでました?

梅雨明けと聞いたとたん、空の色が夏の空に変わりました。
週間天気予報も 晴れマークがずらり。
田んぼのイネも、一斉に穂が出揃うでしょう。

午後 東北大で学んでいる学生さんが 訪ねてきました。
農学研究科資源環境経済学講座博士課程に在籍。
農業分野における 「環境会計」の枠組み作りを研究しているという。
博士論文の仕上げの段階にきているので、 実際に農業現場にいて、この研究
の有効性と今後の課題を聞かせて欲しい。ということらしい。

私からは、環境会計を 農業分野で論ずる時 農業そのものをどう捉えるかが問題だ。
 農業を産業として捉え、しかも環境破壊を前提として世界の農業が発展してきた。 この現実から論じなければ 農業における「環境会計」のツールの有効性が見出せないのではないか。
これまでの 日本における農業経済学の世界で  それが出来るのだろうか?
 特に、東北大農学部のなかで そんなこと出来るんですか?
という 素朴な疑問。 を先ず話す。

 農業版環境会計の基本的考え方や算定基準の考え方を聞き、
これは、面白いと これは、使えるかなと直感。
そこで、最後に ひとこと。
「ただ単に農業擁護論のツールではない、 日本農業の存在意義を 国民的
課題として客観的論ずる為のツールの一つとして 今後役立つ 可能性は大いにあるだろう。」というようなコメントをさせていただきました。 

無事に 博士論文が完成する事を 祈ってますよ。

コメント

鋭いご指摘に、自分の学問の意義を考えさせられる場面もありました。大変有意義な時間を過ごすことができました。また、お話をお聞かせください。どうもありがとうございました。

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