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もう稲刈り始まった。

orionさん おばんです。

>>>>6月田植えだったので、こちらはまだ穂が出ていませんが、高知では、もう稲刈り最盛期ですよ。

高知では、もう稲刈りが始まった様ですね。
たしか高知と言えば 二期作が盛んな所ですよね。(たぶん現在は コメ余りの時代 二期作は姿は消したと思いますが)
一年に2回も イネが作れるんですよね。
二期作と言う言葉は、まだ高知では死語になってませんよね。

>>>今日、子ども達と雑草を抜きに田んぼへ行ったのですが、稲の葉がちくちくかゆくて大変でした。前回もちくちくするなぁと思っていたのですが、それほどではありませんでした。アルコールが入ったら、その箇所がみみず腫れのようになっています。稲の葉にかぶれるということがあるんですね。

先生 なんと無謀な事したんでしょうか。
百姓で鍛えた 腕だったらまだしも、か弱いお嬢様の 素肌で草取り?

イネは、生育初期は体(葉)は柔らかいのですが、穂が芽生える頃から 出穂期にかけイネの体は 硬くなってきます。それは、 病気や倒伏からイネを守るために体の表面がガラス質のような物質で覆われてきます。
もう一度 田んぼに行って 葉っぱを見てください。

栽培の仕方では、イネの葉で手等が 切れるくらいに硬く育てる事も出来ます。

かぶれ と言うよりもイネの葉で肌が傷ついたのでしょう。
 
イネは,出穂期頃にかけて ガラス質の元素であるケイ酸という 物質を盛んに吸収します。
ケイ酸分をより多く吸収したイネほど、イネは硬く(丈夫に)育ち病気や倒伏にも強くなります。また、ケイ酸をより吸収したコメほど 美味しくなるという研究もあります。
云わば、イネの体の表面が ガラスのヨロイで覆われたようになります。
そこでわざわざ ケイ酸分を含んだ 肥料を田んぼに施しています。
田んぼの用水にも、天然のケイ酸分を含んでいますが、経験上 ケイ酸質肥料
を多く施したイネほど、イネの体は硬く育つようです。

素肌で、草取りをしたとしたら 稲の葉のヤスリで 肌を傷つけたといえます。

これも、何かの勉強でしょう。 子供達ともう一度 イネの体を観察してください。

それにしても、真っ赤に腫れ上がった 肌が可愛そう!!
お大事に・・・・・・。

コメント

なるほど。コメントありがとうございます。子ども達はなんともなかったようなので、かぶれるのは体質かと思っていました。
次回は、長袖で田んぼに入ります。

二期作という言葉は、まだ死語ではありませんが、二期作をするところはかなり少ないと思います。田んぼの二期作は減りましたが、ビニルは薄手の促成栽培はかなり多いですよ。イチゴなんかも年に2~3回つくります。

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