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農水省予算課長の研修会

日付は、2日になってますが 昨夜は稲作経営者会議東北地区現地研究会に出席。福島県の岳温泉で行われた研修会に出席。
書き込みは、3日朝。
農水省大臣官房予算課長の針原さんの講演があるので、それを聞くのが目的で福島へ。
宿泊の予定は、なし。日帰りの話で家を出たが、 県北の先輩方から せっかく来たのだから久しぶりに 一緒に飲もうや。 という誘いにのって泊ることに。

針原課長とは 数年前に仙台の研修会に一緒になってから なぜか 気になる
存在に。
課長の話によれば、日本の米の生産調整脱却プログラムは、過去に3度試み
すべて失敗。来年度から始まる 大改革は4度目の生産調整脱却プログラム
だという。

来年度の 農水省予算概算要求概要を基に話があり、 来年からの改革に対する並々ならぬ意欲と決意を感じることが出来た。

おそらく、今回の改革3年の流れは、5年後にその改革の意図する所が現実と
なって現れてくる予感がする。
これから、その時代の流れを受け止め 現場で生き抜くための行動をどう展開
するかが 私達 百姓の課題。 との認識をあらたにする。

それにしても、東北の稲作経営者は、この10数年間の一向に進まなかった
生産調整に関わる米改革農政に翻弄されながらも しぶとく生き残ってきた
強かさを垣間見た夜だった。

10年前から言われてきたことだが、 お米の消費者に支持された米生産者だけが これからの日本の米づくりをリードする。 この事実を再確認。

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