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引き際

今日は 仕事始め。
午前 11時から 角田市民センターで 恒例の年始交歓会があった。
恒例とは いうものの 今年の年始会は 大切な日となった。

我が大先輩の 角田市長 佐藤清吉先輩の 政界引退発表の日である。
今期限りで 政界を引退するという。
任期は、来年7月まであるので 残すところ1年半以上ある。
進退については、 憶測が囁かれ始めたが 常識的にはその時期には まだ早い。

通常 首長の進退は、議会で明らかにするようだが 市長は市民を前に発表したいと言っていた。 
私が百姓始めたのが20歳。 その時 市長は 県会議員に立候補し初当選。
それ以来、今日まで33年間。 政治の裏舞台をはじめ 多くの貴重な体験をさせていただき また、多くの事を学ばさせていただいた。 感謝である。

今期限りの 政界引退は3期当選した時から決意していたといえる。
それを いつ明らかにするかの判断は 政治の流れと政治家本人の基本姿勢で決まる。
 「自分の意思で政治家になった のだから 辞める時も 自分の意思で公表したい。」
誰かに いつ辞めるのかと言われて 進退を明らかにすることはしたくない。という市長の考えを受けて
 年始会での、今期限りの引退宣言となったものだ。 
これは、すでに1ヵ月以上前に決まっていた事だ。
このことは、数人しか知らなかったハズだ。

 市長の年頭挨拶の最後に引退宣言となって 会場は一瞬どよめいた。  どんな空気が会場内に
漂うか心配でもあり、興味もあったので年始会に出席させてもらったのだが 会場の雰囲気は極めて
好意的な空気が漂い 結果的には最高の引退宣言となった。 安心した。

市長の任期は、まだ1年半以上残っている。
政治家として、締めくくりの仕事を これまで以上に精力的にするだろう。

 角田の政治の流れを よりよい方向に導くためのにも、 後継者の問題が一気に表面化するだろう。
今日の年始会での引退宣言。
「角田の将来は 市長も考えるが市民皆で 考えて欲しい」という 大先輩 佐藤市長の心からのメッセージと受け止めたい。 

コメント

 なんと驚きです。こんなに惜しまれながら、鮮やかな退き際には、最近の日ハムの新庄やサッカーの中田、小泉前首相・・・を思います。
 またふと思えば、浅野前宮城県知事、鳥取の片山知事、岩手の増田知事、改革派の実力者も、退き際はすごいものですね。
 武士のような魂を感じました。

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