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角田市水田農業推進協議会

今日 午前中 市役所で会議。
角田市水田農業推進協議会臨時総会。
なんとも 長ったらしい名前の会議。

H19年からの 米の生産調整は 生産調整作成者の自己責任で実施することになる。
3年前に 国の米政策が変わる。 行政が生産調整から手を引く。
という触れ込みで生産調整作成者が 自らの責任の下に減反政策を実施するはず・・・・。
そこで、3年前に農業関係団体に いつまでも自らの生産基盤を委ねる事に忍びなく感じ
農水省に生産調整作成者と申請したのが3年前。
それが、3年を経て 漸く生産現場に 国の趣旨が下りてきたといえる。

しかし、しかしで そうならないのが 日本の農政。 
 イザ実施となると、 米にまつわり付く 巨大な無言の姿なき 無責任なソシキが突如として出現。
殆どの この存在 なかなか 手ごわい。 ほとんどの肩書き依存症の百姓は、右にならい。
 しかも、いつしかその ご主人になったつもりに なり、 主語のない 挨拶をして満足の世界へ。
 これが、ごく普通の立派な百姓だから、なにも 驚く事はない。

 農政とは いつもの事ながら 無責任な行動の下に成り立っている。
あきれる事に 慣れっこになってしまって 意見する事さえ 時間の無駄に思える今日この頃だ。

今日の会議。 この現状を、一番理解していたのは 会長の佐藤市長さん。 さすがだ。
結論からいえば、 生産調整の実施主体を 生産調整作成者に今後 委ねるのだという。
今日の会議の趣旨から言えば 当然の事。でごく当たり前の結論だ。 しかし、当たり前の事を
やってこなかった・やろうとしなかった?のが米の生産調整農政の 歴史。

角田市の 生産調整作成者は 4者。 最大はもちろん JA。
ところが、このJAさん 歴史の歯車が確実に動いたのに 今になっても現実を直視せず、歴史の歯車を
逆に戻そうとするふしがある。 ここまで来ると なんとも哀れにさえ思えるから不思議だ。

期待していた 前向きの発言はJAの幹部から一言も発言がなかった。
 生産調整作成者のひとりとして、JAには 角田市水田農業推進協議会の まとめ役(会長)は
俺達 生産者 しかも 最大のJAに任せてくれという 発言ぐらい飛び出すだろうと期待していたが 最後までそんな雰囲気が
微塵も感じられなかった。 悲しい事かな 残念でならない。

それに比べ、佐藤市長さんは 立派だ。
いつでも JAに協議会の会長の座を 譲りたいのもだ。という気迫と今後の角田市農政の新たな展開
を予期させる力強い 発言であった。

JA幹部には、主語を持って発言してもらい。


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