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麦代金

昨夜来の雨も 朝には上がり午後からは 晴れ間もみえる天気に。
今年は、梅雨時のヤマセは来ないようだ。

 夕方には 暑くなりそうな予感の 夕暮れ。
田んぼの溝きり作業を始める。

 JAから6月28日出荷した麦の精算通知票がきた。

数量 505袋 (全量 一等) 単価 425・00円 合計 214,625円 検査手数料 21,210円を差し引いて
                                   193,415円 入金。

 この伝票を見て 我が家の親父さん。 一俵(二袋) 4,250円しかならないのいか?。

 それを聞いて思わず  親父さん 伝票よく 見ろよ!と言ってしまった。
丸が一つ余計だ  一俵(50キロ)で 850円だ。 一キロ 17円。
 これが 麦の本当の 値段。
これに今までは、 交付金などがついて 50キロで なんとか四千数百円。

それが 今年は 制度が変わり 交付金がなくなり 緑ゲタ 黄ゲタ とい補助金に変わるという。
このゲタが いつどの位 入ってくるか なんとも不透明な世界なんです。
麦の検査が終わると 去年までは四千数百円 のお金が入ってきましたが 今年は 850円だけ。

 例年 この時期には ある程度 まとまったお金が入るのですが 今年は 肥料代にもならない
金額しか通帳に入りません。

これでいくら 年率5パーセントの伸びで 需要が拡大しているので 大麦の生産に励んでくれと
云われても 誰も作らなくなりますよね。

 どこかおかしい 日本の農政。

 

 

コメント

おはようございます。
出荷された麦が全量1等とのこと,百姓さまの仕事ぶりを感じました。
というのは・・・麦関係の統計資料・政策資料を見ているのですが・・・
例えば,宮城県全体でみると,大麦の等級比率,1等は10%にも満たないんですよね。
・・・この数字の違いが示すものは?
いろいろな,大きな宿題を,改めて認識した次第です。

台風接近中,不安定な天候ですね。作物のみならず,
くれぐれも,お身体にもご自愛ください。

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