« 上京する。 | メイン | 共同作業 »

実践総合農学会

実践総合農学会の総会・シンポジウムが東京農大世田谷キャンパスで開催される。
 東京農大の門間先生から 学会の役員・理事として参加して欲しいという連絡があり なにも分からないままOK。
実践総合農学会。 聞きなれない学会。 今回 会議に参加し初めてその内容を理解する。
  学会が出来てから まだ2年半。 全くの新しい学会。
総会終了後 新理事会に参加。
会長は 山極 栄司 (前大日本農会会長) 副会長は 東京農大 大澤 貫寿学長・ 北里大学
陽 副学長・ 三輪 (前)農業・生物系特定産業技術研究機構理事長
 顧問 西尾 元・農水省農林水産技術会議事務局長 ・ 松田 東京農大理事長 ・ 松崎 東京大学名誉教授 
 いずれも 日本農業界を名実共に リードしてきた著名な農業会の重鎮の皆さん。
今回の総会で 新役員 42人の 一人として参加することになりました。
理事の皆さんも 著名な先生方がヅラリ。 その中で 全国の農業経営者から4人の理事の一人として選ばれました。

 そうそうたる メンバーの中での 理事会に出席。 恐縮しましたが 意外とクールに。
実践総合農学会 というのであれば 農業で飯を食ってきた 俺も同等という思いがわきあがり
先生方と 対等に過ごす事できました。(とわ言っても 自己紹介と共に 一緒に昼飯を食べただけですが)

 この学会の目的も なんとなく分かってきました。
農学の世界が余りにも細分化され、農業全体を体系的に考える研究がおろそかになってきた。しかも、生産現場とかけ離れた研究が進んできたことに伴って、日本農業そのもの存続が怪しくなってきた。 そのため、本来の日本農業そのものの存続・発展を前提とした 実践的総合研究が必要等という事に なったようだ。

 まだまだ 学会そのものに対し理解が浅いが、 顧問の西尾先生の 話が印象に残る。
今までは 食糧自給率なる事を いかに高めるかという議論をしてきたが 
今後は 農業自給率を 如何に高めるかという事 を真剣に議論しなければならないだろう。
農業自給率??

 シンポジウム後 懇親会があり 全国から 農産物が集められ 我が家の米も 提供して欲しい
ということで参加。

 永年 大学や国の試験研究機関で 米の育種に携わってきた 有名な先生方も同席。
お米は 美味しいよ というお褒めの お言葉をいただき 今回の最大の成果、なによりの誇りです。
 嬉しくなりました。 ますます 頑張らなくちゃ!!

ということで 東京から帰ってきました。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)