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江払い作業

朝5時半集合。
今朝は、集落内の江払いさぎょう。
毎年 今の時期、田んぼに水が入る前に 用水路の手入れを集落全員でする。
 最近は、田んぼを耕作していない区民(非農家)も多くなってきた。
その人たちは、道路の空き缶拾い等の清掃作業をする。

 江払い作業をしながら、先輩達と世間話もはずむ。
その中で 「以前 時の首相が 「貧乏人は麦を食え。」と言ったそうだが、 最近は違う。
「貧乏人は 米を食え」というご時世だ」 という話があった。
 なるほど、なるほどと思った。  全ての食品が値上げのご時世。 唯一 米だけが下がったまま。
そんな世相を反映してのはなしだろう。
 70歳半ば、の先輩曰く。 昭和30年代 土方仕事など日雇い労賃 300円から400円だったそうだ。
その頃 子供にミルクを与えるべく 粉ミルク一缶 800円だったそうだ。
米60キロ(一俵)が4000円だったという。 

 正しく 米は 高価なものだった。 その頃 一ヘクタールの田んぼで家族が暮らせた。
今は、10ヘクタールでも米だけでは生活できないご時世だ。

 そんな話をしながらの 江払い作業だった。

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