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田植え三日目。

早朝からラジオ深夜便を聴きながら 代掻き作業.
遅い朝食?を 今日は朝食抜きで 田植え。 夜は 代掻き。
この作業パターンは、暫らく続くだろう。

 今朝の ラジオ深夜便は、 高畑町の星寛治さんのお話。
尊敬する 百姓先輩だ。
  星さんは、産直を始めるにあたり、生協との産消提携の先駆者 旧角田市農協 故 窪田立志参事さんに 基本的考え方を学んだ人だ。 面識はないが 親しみを感じている。
なおさら、興味を持って話を聴かせていただく。
 生協との提携は、百姓を始めた35年前より 角田市農協事業を通じて学んできたところだ。

 正直、 ここ10数年は、 このての事業に 大いなる疑問を感じてきた。
田植えで忙しいので そのうち考えを整理したいと思っている。
 ひとつ 言えることは、 日本に 消費者と農業現場(農業者)の 真の協慟による食自給を確立するには、 有機農業にだけ目を向けるのではなく、 現実の時代の流れを真正面から受け止め 時代に流されることなく、しかも時代なりに 田んぼに向き合って 80才を超えても尚、田んぼ畑に 立って働き続ける 大先輩の声に耳を傾ける農業環境が 生まれない限り実現できないと考えている。
 有機農業を否定する訳ではない。 しかし、有機農業だけが 農業の正義だという考え方には疑問を感じる。 それは、一種の選民思想の延長ではないかと・・・・・・。身近で 生活をかけて、田んぼ畑に
 もくもくと向き合ってきた、 多くの普通の百姓先輩方の声に 耳を傾ける事が大切。
 インテリさんや 文化人なる者が 語る農業だけが 農を継続してきたのではない。
 疲れたので もう寝ることにする。

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