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農地集積加速化事業という農林予算???

稲刈作業も 先が見えてきた。
刈り取り作業受託は6ヘクタールほど 残っているが
我が家の耕作地の うるち米の収穫作業は 明日で終わる見通しがついた。
 今日は、朝日新聞東京本社・経済グループの記者がやってきた。
民主党政権になり 農政現場取材ということで訪ねてくる。
 今話題の 農地集積加速化事業 3000億円の事業効果に対する現場の声を聞かせてほしいという。

 結論から言うと、 全くの 無駄金になるだろう。 という事を話しする。
3000億円という 巨額の税金が またまた 知らず知らずのうちに 消えてゆく。
現政権が 事業廃止を 唱えているが、全くの同感だ。 まともな選択だ。
 農業関係機関維持のために 消えてゆく。  これまでの農政予算と同様に
「みんなのため」 という 主体がない 主語がない 得体の知れないところに消えてゆく。 こんなことに またまた農政予算がばらまかれていくのであれば、納得いかない。
そもそも、農地集積加速化事業なる今回の補助事業に関し、我が角田市内の 市農政課やJA等の農業関機関の職員で その内容に関心を持っているいるものは 全くと言っていいほどいないだろう。 今回の取材で、その内容をあらためて 聞いて 唖然とする。 土地を貸し出す 兼業農家にお金をばら撒くというのだ。 しかも、その貸し出す相手が、専業農家・稲作経営体なら まだしも、 集落農業やJA等の これまた経営主体のない 得体の知れない 責任所在のない所が 貸出先だという。 またまた特定団体存続のために ばら撒くというのだから 呆れてしまう。 こんなこと許されることではない。
 国民の血税3000億円 またまた 「みんなのため」という 無責任な言葉を使う
一部の農業団体や組織の 食い物にされてしまう。
民主党政権がいう 事業の廃止は 当たり前のことだろう。

 明日の農業の未来を現場で担う 農業経営者を育てるための 事業に使ってほしい。
農業関係機関 維持の為に 税金を使うことは そろそろ止めてほしい・・・・・。

 そんなことを 話する。
稲刈最中で 忙しい中での取材だった。 いろんな所を取材しているようだ。
 記者さんの目には、 どのようにうつったのだろうか。
どんな、記事にするのだろうか。
興味しんしん。 

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