« 真夏日寸前 | メイン | 久しぶりの雨 »

大麦の消毒

早朝より 大麦の消毒作業をする。
午後から 気温が上がりまた真夏日寸前まで上がる。
 作物を作った以上、 手入れはしっかりする。
後の結果は、毎年 違う。
人が コントロール出来ない お天道様のご機嫌を伺って仕事しているかぎり、
想定外等という いいわけを前提とした仕事はできない。
人の力など 些細なもの。 その現実を素直に受け止め、「コメ作りは、毎年一年生」
という言葉が示すように、常に想定外を想定して謙虚に愚直に仕事をするのが百姓仕事。
毎年の作柄は、毎年違う。たとえ自然災害にあったとしても「百姓の来年」との思いで春になれば田んぼにたつ。 それが自然相手の百姓。

 今回の福島原発事故。
責任者が、想定外として問題解決を図るとしたら、原発に明日ない。
それにしても、人が作り出した原子力。 全てをコントロール出来ると思っているから
想定外という言葉を簡単に発するのだろう。 そもそも、人が想定出来るもの等、「些細なもの。常に謙虚に仕事に接していないのだろう。
せめて、原子力の仕事に誇りと責任を持っているのなら 一刻も早く原発を安定化してほしい。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2011年05月21日 22:40に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「真夏日寸前」です。

次の投稿は「久しぶりの雨」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。