朝日新聞も 多少はまともになってきた。
昨日と今日の 一面に菅総理は 一刻も早く退陣しろ! という記事をあげている。
これまで、どちらからというと菅首相を擁護する論調がおおかった。
ここにきて、ようやくまともになってきた。当たり前のことだ。
それでも、一面トップは原発事故だが・・。
震災被災地では、一刻も早く復興対応を望んでいる。
政治が動かないことには、現場が動かない。動けない。
政治の混乱を招いている、根源が 総理自身の態度、対応力のなさ、首相の座に居すわっている事にあるにもかかわらず、 これから半年以上もあとに辞めるという。
あきれて ものが言えない。 被災地・東北では、今なお 行方不明の人達が多く
いる。それを探し求めて 毎日 遺体安置所に通う遺族の皆さんがまだ多くいるという。
菅は、なにをもとめて市民運動をしてきたのか。 現実をしっかり見据え 受け止め、将来にむかって進むべき道を示すのが、政治家の務めだろう。
一刻も早く、日本の復興を願うのならば、その妨げになっている最大の原因が 菅首相そのものなら、一刻も早く退くべきだ。
退陣表明したトップに、責任ある行動が出来ない。 これは、ごく当たり前のことだ。
公然と 権力を否定していたものが、いざ 権力を握ると権力の魔力に溺れてしまう。
昔から、よくあることだが、それで 一番被害を被るのは 一般市民だ。
なんとも 皮肉なことだ。
今の教育は、そんなツマンナイ人間を育てるためにあるのか。
とにかに、一刻もはやく 菅首相はやめて欲しい。
これでは、被災現場の 士気があがらない。