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低温は過ぎたが

最高気温が26.5度。
数日ぶりに 気温が20℃を超えた。
 今回の低温 予想を超えた低温だった。
しかも、低温の期間が長かった。
例年よりも 生育が遅れていた分 多少は低温被害が軽減できたかと期待したいが、被害の程度は
出穂してわかるだろう。
 それにしても、田んぼの見回りにやってくる人が 本当に少なくなった。
確実に コメの生産体制の弱体化進んでいる。
 農水省を筆頭に、米に係る農業関係団体の指導体制の在り方を見直す時期に来ている。
生産者としての誇りと責任を持った、農業経営者たる担い手の育成を急ぐべきだ。
今の農政は、時代の要請に明らかに逆行している。
バラマキ農政等に 貴重な税金を使っている暇などない。
ここ数年の 馬鹿げた農政の展開で 生産現場では 文句を言う百姓もいなくなった。

農業者の意識改革を言う前に、専業農家の数よりも多いとされる JAはじめとする農業関係機関で
働く 職員の意識改革を今こそしないと 日本の食糧生産がもたないだろう。
その現実は、目の前に迫っている。

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2012年07月23日 21:20に投稿されたエントリーのページです。

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