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東工大留学生帰京。

東工大留学生の角田農村体験ツアーが無事終わり 東京に帰っていった。
今年で6年目。
この間 東日本大震災。それに伴う 東京電力福島原発事故による放射能問題。
それでも 休むことなく角田の農村体験ツアーを続けてきた。
当然、 理学系の大学であり 放射能の危険性がいかなるものが十二分に分かっているハズ。
それも留学生。 それぞれの国の親に 承諾を得てまで 留学生を角田に連れてきた担当の先生方。  その心意気に 応えなくては、という思い。

それぞれに角田の感想を述べてもらった。
3泊4日という短い時間。
中国人の留学生は、涙ながらに感想を言う。
「日本に来て学んで4年になる。 この4年間ではじめて日本人の暖かな気持ちに触れた。
ありがとう」 
日本に来て必死に頑張っていたのだろう。 淋しかったのだろう。 

角田は 東北の田舎。 特別なものがある訳ではない。
 東工大では、日本の文化を学ぶプログラムとして奈良・京都の研修を実施してきたという。
そのプラグラムに6年前から角田の農村体験が加わった。

その目的は、東北の田舎にまだ残っている 人と人との触れ合い。人を思う心。田舎だからこそ
できる他人を受け入れる精神的余裕。 日本の田舎の文化に触れ合う。
東京 奈良 京都 ばかりが日本ではない。

アジアの農民と手をつなぐ会 を結成して20年以上たつ。
 いろんな事をやってきたが、 あらためて 地球に住んでいる仲間は皆同じ人間なのだという事を思い知った。
ホストの仲間に あらためて感謝だ。

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2014年02月27日 22:39に投稿されたエントリーのページです。

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