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トータルコストとしての稲作

秋晴れの最高の天気。
地域の運動会が開かれる。

同じ地域に住んでいても、日頃なかな顔を会わすことが 少なくなって。
活動範囲が広がった事が 大きな原因の一つだが それにしても時間の経つのが早くなった。

 運動会でも、米の急激な下落が話題となった。 顔なじみの人が 田んぼに通っているいる人が多い
事もあるが、今回の米価下落が農家個々の経済に深刻な打撃を与える事は間違いない。
 専業担い手は、直ぐにも米づくりを放棄できないので 当面は借金が増えても米づくりを続けるだろうが、中途半端な兼業農家は一斉に 稲作から撤退するだろう。
この年末から来年にかけて その傾向は顕著に現れる。
 問題は、稲作から 直ぐに撤退できない担い手農家だ。 その個々の稲作経営者が 将来展望が
見出せる稲作環境が見出せるか。

 ハッキリしている事は、多額の税金を投入した 立派な日本国の財産 田んぼ は、誰が考えても
荒らすことは出来ない。 荒らすことになれば それこそ 新たなコスト負担が求められるだろう。
日本国民が 日本国で生活するトータルコストを考えると、 田んぼで稲を作り続ける政策を執った方が
コスト的には 最も合理的で安上がりだと思うのだが。
 単なる いち百姓の想いだが・・・。
 

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