« 冷害の心配 | メイン | 低温は過ぎたが »

低温続く

今日の最高気温18.5度。
最低気温が16度。
朝 親父さんが 炬燵に火を入れと騒いでいる。

19日夕方からはじまった 今回の異常低温。
早い稲では、まともに減数分裂期にぶつかった田んぼがある。
障害の程度がどのように表れるか出穂しないと分からないが、田んぼによっては不稔が発生するだろう。
天気予報では、明日には、今回の低温が過ぎ去り気温が上昇するという。
連日30度近くまで上がる予報だ。
予報通りであれば、今回の低温は忘れるだろうが 収穫期を迎えて初めて実感するかもしれない。
 低温被害が 出ないことを祈るだけ。

それにしても、この異常低温というのに土・日だったというのに田んぼに見回りに来る人の姿が
あまりにも少ない。
 昨今の 無責任極まる 農政と 福島原発の放射能の影響等が 確実に営農意欲を低下させていることは確かだ。
コメの潜在的生産力低下は明らかだ。
 目の前に食べるコメが無くならないと 行動できない 愚かな日本人になったのだろうか。
農地の荒廃が 目前に迫っている。
もうすぐ現実のものななるだろう。

明日は、用水休みの日だが 地域内の用水機場は明日も 運転することを私の責任で夕方指示する。
やれることはする。 それだけだ。

コメント (3)

隣町の百姓:

改良区のお仕事ご苦労さまです
今回の異常低温に危機感を持つ農家や関係機関はほぼ皆無のようです
TV報道等も一切「障害型冷害」の危険性の記事はないようです
「原発事故」のように現象が起きて初めて大騒ぎになるのでしょうか?

隣町の百姓:

土地改良区のお仕事は田んぼに用水をして稲の生長を助けお米を作ることにあると思うのですが?
今回の異常低温でも定休日は用水はしないようです
いまどきお盆休が2日間もある「超高級公務員」の役所?ですので当然でしょうか?
晩期栽培や晩稲、直播栽培が普及している昨今でもいまだに中生品種に合わせた用水管理は時代遅れです
冷害になれば「未収金」が増大し改良区の組織が維持できなくなる恐れさえあります
慣例にどっぷりの改良区を改革する最年少の副理事長の手腕に期待します

百笑楽匠:

はじめましていつも拝読させていただいています。百姓の難しいところは、わかりませんが、三重県に来られたとのことで嬉しく思いメールさせていただきました。数年前テレビに出ておられ鮮明に印象が強かったです。ふとした拍子にホームページに出会って数年が経ちます。震災ももろともせず立ち向かっていくパワー私自身のやる気の源となります。私は、伊賀市の人間ですが、観光に来られたんでしょうか?伊勢神宮をご存じなければ伊賀も知らないと思いますが当然です。あまり有名なものがありませんので。新しく何か作っておきますので、又足をのばして遊びにいらしてください。突然申し訳ございませんでした。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2012年07月22日 22:30に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「冷害の心配」です。

次の投稿は「低温は過ぎたが」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。