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風評被害は、防げ。

昨日 集落の会合がある。
話題は 地震。
幸い私の集落は 建物の倒壊があったものの 被害は少なかった。
みな 元気だ。
今年の稲作の見通しについて 話をする機会があったので 土地改良区関係の施設の
復旧見通しについて話しをする。
 最後に 被害の少なかったこの角田の最大の使命は、 これからの来年にかけての
お米を少しでも多く生産することだ。 農作業が出来るようになったら 少しでも早く
田んぼに出て 農作業を進めようという話をする。

 ところで、アエラという週刊誌がある。
創刊初期から定期購読している。 創刊時の編集幹部と知り合いだった縁で購読するようになった。
 今月号の 表紙見てビックリ。 二男が 朝日新聞 頭がおかしくなったんではという。 防毒マスクをしている顔がアップ。
なんだこれは、 ただ単に恐怖をあおっているだけではないか。
 何の目的で こんな表紙にした!!!!
本当に 朝日新聞もおバカさんになった。

福島原発が 隣の県に位置する我が地域 原発の問題は他人事ではない。
 原発に関しては、すでに福島県 茨城県の農産物に風評被害が出ている。
明らかに人体に影響するような 状況だったら出荷はを自粛するのは当然だ。しかし
今の数値は 人が食べても、大丈夫だとNHKのニュースでも報道しているではないか。 NHKの報道が信じられないというのであればこれは別問題だが。
この間の動きを見ていると、農薬を否定し無農薬農産物を求めている、ごく少数の低レベルの通称インテリ層の身勝手さの行動と似ているように思える。
 現実を直視し 明日に向かって生きる知恵を結集し、この際 原発賛成・反対派も含めて 恐ろしい原子力の力を借りて 近代的利便性に富んだ生活を享受してきた。
この現実は、ショウガナイことだ。
問題は、これからをどうするかだ。
 地震災害の真っただ中に住んでいるい者にとって、東京から報道は極めて身勝手だ。
現実を共有して明日を共に生きる気概を感じられい。
 NHKの報道が真実伝えているかを検証しても、今は何の意味もない。
この際 NHKの報道を公共放送と信じ、福島産、茨城産の農産物の原発による放射能レベルが当面 人体に影響ないというのであれば、少なくとも福島原発の電力を享受してきた首都圏に住んでいる人達は、風評被害をあおる行為をすることではない。
福島産・茨城産の農産物を 進んで食べる事で現実を共有し未来を語る事が人としての仁義ではないか。
 
 それにしても、東京都知事はじめ 首都圏の通称インテリ・文化人の身勝手は
どんな教育を受けてきたのか・・・・・.
万が一、私の住んでいる宮城県人まで 避難ということになれば 狭い日本 何処に
避難すればいいのか。
 東京の人が 受け入れてくれるのだろうか。
生き残るためには、多少の汚染された食べ物でも NHKが大丈夫というのであれば
皆 等しくたべて現実を共有し それから未来 将来を語るべきだろう。
 東北の地に向け 東京で立派な知事室にフンズリかえって人様に説教する前に
謝罪の言葉をまず発っすることだ。まだ聞いていない。
いま人体には影響ないとNHKがいう、いま風評被害に苦しんでいる、百姓の作った野菜を記者会見の席上で食べるべきだ。
 それが 東京の知事がやるべき大切な行動のひとつだろう。 

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2011年03月21日 07:13に投稿されたエントリーのページです。

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