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中国製品で中毒

夕方のニュースで 中国で生産された冷凍食品から 農薬が検出され 中毒者まで出ているという。
それもJT、加ト吉、味の素 一流企業が販売している製品だ。

 しかも 生協で取り扱っている製品だという。
安全 安心が 売りの生協。  
皮肉なものだ。

 こんな事では、 自分の命は 自分で守るしかない。
そう思う 日本人は 果たしてどの位 いるのだろうか。
 クイズの答えを 当てるが如く 他人事で自給率が どうのこうのいう問題ではない。
 
 命を守るには コストがかかることを考えて欲しいものだ。

 農業の多面的機能など といって あたかも農業を擁護するような おめでたい事では 農業は存在できない。

 農業の基本的な 役割は 命に直結する 食べ物を 安全にしかも 安定的に供給する事だ。
そこが 大きく ポッカり 穴が開いている。
誰が 田んぼや畑で 命の基の食べ物を 作るのか。
日本の 田んぼに 責任を持って立つ 百姓が消滅しようとしている。
若い担い手を 育てないで、 担い手育成といって、その使い道を検証せず 無責任のままに、旧態依然の体質を温存し、税金をばら撒く農政に 目を向けず 中国冷凍製品を 喜んで食べるのであれば 遠からず日本から農業者はいなくなる。
 
数日前 果樹農家bbさんからコメントを いただき早速 プレジデントを購入。
ご推薦の 大前研一氏 ジャレゴトを読ませていただきました。
 数回 繰り返し 読む。 
 俺にとっては、大前研一は、ただ単にお金が欲しくて 生きているとしか思えませんね。
否定は しません。 ただただ ご苦労様です。 というだけ。
 外国人も 俺達日本人と同じ 人間だということが 分かっていない。
その同じ 人間が畑に向き合って 生産された物が 農産物だ ということ。
この大前提が 分かっていない。
 如何なる国の農業者も 再生産に見合うコストと 家族が暮らせる所得が確保出来ない 農業は
存在できないということだ。 
 何処の国の人も、 皆 生活の為に 懸命に働いているということだ。
コストに見合った 農産物しか生産できない。 安ければ安いなりの 製品が出来るということは当たり前のこと。
 札束だけを食っては、 命を育む事は出来ない。

 日本人は、どこまで おめでたいのだろうか。

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