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2007年10月31日

おひとよし。

明日の天気が 気になってしょうがない。
 明日は 早朝から 大麦の種蒔き勝負。
本当は、今頃は床についている予定。
それが 今のお帰り。

これも、お付き合い。
しょうがないでしょう。
とにかく 早く寝なくちゃ。

2007年10月30日

種蒔き準備

今日こそは 青空。 お日様の顔は拝めるだろうという期待。
結果は 青空どころか、お日様は 全く顔を出さない。

そして いま 小雨がパラツキ出しました。

天気が続きません。
 大麦の播種作業を 急ぎたいのですが。
少しの時間を 見逃さず出来る作業を確実にするだけ。

2007年10月29日

風吹かず

一日中 曇り空。
しかも 全く風が吹かない。

これでは 畑は乾かず。
 大麦の種蒔きを控え、気がもめる天気だ。

週間天気予報を眺めながら これからの作業工程を考える。
明日は 頑張らなくては。 もう寝る。

2007年10月28日

晴れましたが

昨日の雨が ウソのように晴れました。
 晴れましたので 仕事です。
作業場のお米の整理と 籾摺り作業。

 風が吹くことを 期待したのですが 風は全く吹かず。

この調子だと 畑に入れるか見通しがつかず。
乾燥した冷たい風が吹くことを期待します。
おてんとうさまへ。

2007年10月27日

大雨です

昨日 午後から降りだした雨は、今も降り続いています。
思いもよらない 大雨となりました。

台風20号が 関東沖を通過。
田んぼや大豆畑は 水がたまり暫らくは 入れないかもしれません。
大麦の播種作業が 大幅に遅れるかもしれません。

 後は 乾いた風が吹くことをきたいするだけです。

本当に百姓仕事は お天気次第。

2007年10月26日

いらない雨が降る

予報どおり昼から雨となりました。
 正直 雨はいらない。
しかし、お天道様は人の思惑など関係なし。
 雨が降った事で、気が緩んだのか 無性に眠くなる。
 昼寝を通り越し夕方まで寝てしまう。

 このところ、緊張する日々が続いたので 疲れがたまっていたようだ。
今日の雨で、少しは体が楽になる。

2007年10月25日

豆刈作業 続行

明日の午後から 雨の予報。
少しでも大豆の収穫作業を進めたいということで 今日はコンバイン作業 頑張りました。

お天気相手の 百姓です。 やるときやらねば なりません。

明日は 今日に引き続き早朝から マメ畑の耕うん作業。
雨は いりません。

2007年10月24日

最高の秋晴れ

今日も 朝から快晴。
今朝の最低気温 なんと1.9度。
一気に寒くなりました。

ここ数日の晴天で大豆が一気に 乾きました。
収穫には まだ早いかと思っていましたが 収穫適期です。
 今刈り取れば 最高の品質の大豆が収穫できます。

今日も 大豆の刈り取り作業。明日も晴天。
明日から また 朝仕事。大豆の収穫を終えた 畑に直ぐに 大麦の種蒔き作業です。
超多忙な日々が 日々がやってきました。

2007年10月23日

コメ問題は 悩ましい

今日は 朝雲が多かったもの日中は快晴。
午前中 角田土地改良区総代会。
 土地改良区総代は、地域の世話役的な人が多くなっている。

 いやはや ビックリ。 時節柄 先日のNHKテレビ「日本のこれから」
多くの人が観てました。
会議の会場に 入るなり。 NHKご苦労さん。という言葉を掛けられる。
概ね、可のなく不可もなく 無事に過ごしたという 印象を持っていただいたようだ。
ホット 一息つく 思い。 万が一 余計な事を口走っていたら、今日の会議の雰囲気は・・・・・。
と考えると ゾットする思い。

 あらためて コメ問題の奥深さを実感。 土地改良区は 田んぼの用排水を管理する組合。
昨今の 米を取り巻く情勢を考えると 自ずと関心が高まるのは当然。

会議の最中、 このまま米作の凋落が続けば 土地改良区はじめ 多くの農業関係機関も その
存在意義までも問われる事態になる、との思いを強くする。
 コメ問題は 悩ましい問題だ。

 午後から 仙台放送が番組収録にやってくる。
大豆の収穫作業を引き続き行う。

2007年10月22日

大豆の収穫開始

NHKのテレビは、地元でも結構見ていたようだ。
メールもたくさんいただいた。
 ありがとうございます。

私の仕事場は 田んぼや畑。
  テレビ(マスコミ)は 単なる情報手段。
調子に乗るほど 時間と能力は ない。

 それにしても、 たいへんな時代になりそう。

 先ずは、一安心。
今日から また前進。
一百姓に戻る。
朝から快晴。
今日から 大豆の収穫作業を始める。
圃場によっては まだ 早いが 刈り取り可能な畑もあり 試運転を兼ねて作業を始める。

2007年10月21日

東京から帰る

夕方 東京から帰る。

覚悟はしていたが、生放送は本音の勝負。
 良いにつけ 悪いにつけ 俺自身が浮き彫りになる。
毎度の事だが 妻には 俺の話し方は スコブル評価が低い。
力の入りすぎ もう少し 余裕を持って話せ とは 毎度の事。 

 これもしょうがない事だろう。 これが今の俺。
さあ~~て 明日からまた 百姓仕事だ。

 今回の番組でも 反省点が大。
悔いが残るのは、「グローバル世界になって 何も 日本のお米や田んぼにこだわる事はない。」
という意見が出た時に その反論として 
「グローバル世界に生きる 今こそ 日本のおコメや 田んぼにコダワル事が必要」 この一言が 言えなかった。 
三宅アナウンサーを 遮っても 大きな声で 言ってしまえばよかった。
 それが なかなか出来そうでできないんです。 
番組のなかで一番緊張した場面。
それは 日本のコシヒカリと アメリカの米 そして中国のお米を 食べ比べして 日本米を当てる
場面。  
実は、スタジオに入り本番前 秋田からやってきた 先輩百姓から 米の食べ比べだのシーンは
止めて欲しい。 万が一 外国産米に軍配を上げたら 家に帰れない。 どうしてもやるなら 俺はそれには参加しない。 という熱望が・・。 それでも そのまま続行。
正直 日本米とアメリカ米の違いは 迷う。
 おコメをお客様に 売っているものとして 万が一外国産米に軍配を上げたら 面目丸つぶれ。
自分の舌を信じ 一番目を上げる。 見事 正解。 お米屋さんや お米農家さんも 結構間違っていました。 いやはやホットしたひと時でした。

 それでも、なんとか生きて帰ってきました。

2007年10月20日

日本のこれから

 午前中 お米の発送などの仕事。
その後 急いで支度し 昼 NHK 「日本のこれから」 に出演の為 に東京へ向かう。

 

2007年10月19日

雨降り

いま 雨音をたてて雨が降っている。

 本格的な雨は 久しぶりだ。
大豆の収穫を目前に 雨はいらないのだが、 雨が降るとホットする。
大雨はいらないが、 たまに降る雨は気持ちが落ち着く。

 雨が上がれば  いよいよ大豆の収穫作業が 始まる。

2007年10月18日

百姓は百姓だ

久しぶりに NHKラジオ深夜便を聞きながらパソコンに向かっている。
明日の日の出の時間は 5時45分だという。
 日の出が大分遅くなったものだ。

20日のNHKテレビ出演が あることから自ずと貿易の自由化、農産物の自由化の問題について
話題にする事が多いこの頃だ。

今夜 最も 信頼する百姓友人と議論する。
結論から言うと、我々 百姓にとっては国際貿易がどうの、自給率が如何のといわれても
正直いって どうにもならない。  百姓が評論家のような 話してもしょうがない。
日本のおコメが食べたいと言われれば その期待に答えるべく
一生懸命田んぼに通い いいおコメを作ることだ。 おコメを作り続けられる環境を消費者の皆さんに支えていただかないとお米は作り続けられない。

 それにしても、何事も程々ということがある。
農産物の自由化の基に世界の食べ物を食いあさっているが、 このような状況が未来永劫続くわけが
ない。 いま状態で本当に 本当に ダイジョウブなの?
田舎にいて それが 率直な心配事だ。

 そんなわけの分からない 話をしてきた。
もう寝よう。

2007年10月17日

夕焼け空

大豆コンバイン整備。
お米の発送などで 一日がすぎてゆく。

夕暮れも大分 早くなった。
久しぶりに西の空が 茜色に染まる。
整備の手を休めて デジカメ片手に田んぼへ直行。

2007年10月16日

大豆コンバイン整備開始

米の発送後、大豆コンバインの整備を始める。
あと 10日も過ぎれば 刈り取り開始です。

今日も 一日 慌ただしく過ぎて行きます。
 仕事しながら、自分の仕事 百姓 食 について考える。
そして 一日過ぎてゆく。

2007年10月15日

お米の発送

米の発送と 月一回の埼玉県内の福祉グループの皆さんへの お米の発送。
田んぼ通信NO157にあらためて 感謝の気持ちを込めて書きました。

「・・・・・・例え農産物を海外依存するという、愚かな政策が現実のものとなったとしても、唯一 米づくり百姓として生き続けていくことは、昨今の低米価という状況下にあっても、私達が作ったお米を毎日楽しみに食し命をつないでいる多くの皆様に対し 百姓としての誇りと責任おいて 米づくりを続けていく義務があると考えます。・・・・・・」

 私達の作った 米を食べ続けていただく 消費者の皆さんがあっての米づくりだ。
自給率が何パーセントだということは、私には関係ない。いま必要な事は、日本人が食べる主食は
可能なかぎり国内で自給するという政策を 明確に打ち出すことだ。 その決意がないことには 始まらない。
そんな思いを 新たにしたいちにち。

2007年10月14日

トータルコストとしての稲作

秋晴れの最高の天気。
地域の運動会が開かれる。

同じ地域に住んでいても、日頃なかな顔を会わすことが 少なくなって。
活動範囲が広がった事が 大きな原因の一つだが それにしても時間の経つのが早くなった。

 運動会でも、米の急激な下落が話題となった。 顔なじみの人が 田んぼに通っているいる人が多い
事もあるが、今回の米価下落が農家個々の経済に深刻な打撃を与える事は間違いない。
 専業担い手は、直ぐにも米づくりを放棄できないので 当面は借金が増えても米づくりを続けるだろうが、中途半端な兼業農家は一斉に 稲作から撤退するだろう。
この年末から来年にかけて その傾向は顕著に現れる。
 問題は、稲作から 直ぐに撤退できない担い手農家だ。 その個々の稲作経営者が 将来展望が
見出せる稲作環境が見出せるか。

 ハッキリしている事は、多額の税金を投入した 立派な日本国の財産 田んぼ は、誰が考えても
荒らすことは出来ない。 荒らすことになれば それこそ 新たなコスト負担が求められるだろう。
日本国民が 日本国で生活するトータルコストを考えると、 田んぼで稲を作り続ける政策を執った方が
コスト的には 最も合理的で安上がりだと思うのだが。
 単なる いち百姓の想いだが・・・。
 

2007年10月13日

良い天気だ

今日も一日 良い天気。
米の発送、作業場の籾の整理等をしていて 今日も一日過ぎてゆく。

 10月に入り 晴天が続くようになった。
 昨日から 寒気がやってきた。
北海道では、初雪が降ったという。
例年よりも10日早いという。

 猛暑の次は、大寒波。 そんな事はないだろう。

2007年10月12日

食の問題

「日本の、これから」第16回 どうする?私たちの主食   ご出演の皆様 という
案内メールを あらためて見る。

その中に、 
今回の番組「日本のこれから」は、食糧自給率が40%を切る中、米を含めた農産物の
輸入自由化をさらに 進めていくべきなのか。 それとも国内農業を保護するための自由化に
歯止めをかけるべきなのか。 生放送で議論していく番組です。

という 一文がそえられている。

これを見て 頭にカチンときている。
俺が わざわざ東京のNHKのスタジオに行くのは 「国内農業を保護してくれ」 なんてちゃちな事を
いう為に引き受けたのではない。

 そもそも農産物の自由化の問題は、 今回番組を企画したNHK職員も含めた 全ての国民が 自らの胃袋を 海外に委ねるのか、それとも 国産で満たすのかという 問題だ。
単なる一産業としての 農業を保護するという次元の問題ではない。
 
国民の合意として 海外に委ねる という結論であれば 日本国内に、農業という産業は必要のであって、私達 農業者の存在意義もない。 私が 番組に出る必要がない。 何を言っても ショウガナイということだ。  だだ国民の一人として 将来にわたり安定的に海外からの食料輸入を可能とする確約を
国民に対し表明することだけは 国に求めたい。  一人の国民として・・・。
 万が一 そういう結論がが出たとして 唯一 俺が米づくりを続ける百姓としての責任は 俺の作った
おコメを 毎日 楽しみに食し待っているお客様がいる。その人たちの為に 作り続けるということだ。

反対に国産農産物に 胃袋を委ねるというのであれば どのようなシステムでそれを 可能にするのかを国民全体で真剣に考えるべきだ。 農業と他産業、農村と都市という社会的格差問題を前提とした
社会政策から食料問題を議論するべきではない。

 単なる農業という一つの産業の保護 という視点で考えるから 肝心の国民食料の継続的安定供給という 最も基本的な重要な課題に対し 誰も責任を持たないという 異常な状態になっている。それが今の 日本の状況だ。

 基本的な そこの問題を整理しないで 「食 」の問題を議論しても始まらない。


 自給率40%という 数字遊びをしているだけでは 何の問題解決にならない。
 出来るだけ国産農産物に 胃袋を委ねたいというのであれば、先ずは、日本の食糧生産現場に関心を持っていただきた。

そんな ことだけは、 可能であれば発言するつもりだ。

 今夜は ここまで・・。


2007年10月11日

再挑戦

消防団のポンプ操法訓練が 夜7時からあり先ほど帰ってくる。
消防演習は、21日。
それに備えての訓練だ。

 ところで、昨夜 NHKから「日本のこれから」という番組の出演依頼がある。

番組名:  NHK 「日本の、これから」 第16回 
       “どうする? 私たちの主食”

放送日時: 10月20日(土)
   総合・午後7:30―8:45(75分) 生放送 〔前半〕
総合・午後9:00―10:29(89分) 生放送 〔後半〕
(※8:45―9:00はニュース この間は休憩になります)

キャスター: 三宅 民夫アナウンサー
        武内 陶子アナウンサー

という番組だ。
この番組には 過去一回 出演したが 参加者が多くしかも 番組趣旨がつかめず、なかなか意見が言えず ストレスだけが目イッパイたまった経験がある番組だ。
その後 数回 アンケートの要請があったが すべて無視。
あんなストレスがたまる 番組には二度と出ない。思っていたが、9月はじめに 突然のNHKからメール。  アンケートだけでも書いてほしいいというもの。
テーマを見たら 食 について。

最近の 農業・農政に付いては いいたい事が山ほどある。
主食 お米に関してのテーマでは 黙っていられない。
稲刈りが始まり 忙しかったが 一気に書き上げ 返信。

 その後 デレクターが訪ねるかもしれないのでよろしくとのこと。
先月終わりに 東京から担当デレクターが我が家に来ていただく。

 そんなこんなで 昨晩 今度はスタジオに来いという。
どうせ、その他大勢の 一人としての参加だが 今度は再挑戦。
 前回と違って、自分の仕事の問題。 そして、日本国民の胃袋の問題。
日頃 田んぼでの思いを 少しでも伝える事が出来るならと OKする。

 
20日土曜夜は NHK総合午後7時30分から 「日本のこれから」 でみなさま お会いできます事を
楽しみにしております。

2007年10月10日

早く眠る事にする

今夜は ホントに眠い。
久しぶりに早く寝るとしよう。

預かっていた米は 今日で全部 出荷。
一区切りがついたためか 疲れがでてきたのか 無性に眠い。

それにしても、ここ数日 ヤボヨウが続いた。

2007年10月09日

選別するほど 農家がいるのか?

お米の発送作業等で一日 あっと言う間に過ぎる。
秋の空が広がる。

 残暑がきびしい 夏だったが 最近は 朝夕 気温が下がり
日増しに秋の気配が濃くなってくる。

今年は、米の生産者価格が暴落。
今年を境に 米の生産構造が大きくかわるだろう。

 巷では、小規模農家切捨てだの 大規模農家優遇だ等と 評論家的な悠長な話をしているが

生産現場で感じることは、  選別するほど稲作農家が現場にいない!!

今こそ 本気で 稲作の担い手を 国民全体で育てないと 担い手が誰もいなくなる。
そんな危機感を 日増しに強く感じる日々だ

2007年10月08日

小降りの雨

本降りの雨の予報だったが 数ミリ程度の雨。
午後には、青空も顔を出す。

大豆畑の大豆も色付き始め、落葉してきた。
これからは、雨はいらない。
 大豆もこれからの雨が 大敵。
 
百姓仕事は、 その殆どが お天気様次第だ。

2007年10月07日

ホントに眠い

今夜は スッゴク眠い。
眠くて 眠くてキーボードを打つても 動きが鈍い。
午前中 消防団幹部訓練、午後から お米屋さんとの打ち合わせ。
夜 集落の会合。
 ということで 今日も一日すぎてゆく。

2007年10月06日

久しぶりの夕暮れ

作業場の整理、米の発送作業で 慌ただしく一日が過ぎる。
夕暮れ時が 早くなった。
 久しぶりに夕暮れの田んぼに立ち、日が落ちるのを眺める。

これから 日一日と寂しくなってくる。

 そろそろ大豆の収穫作業の準備とりかかろうと思う。

2007年10月05日

上京

東京日帰り。
時間的には、十分可能な時代になったとは言え、今のお帰りとなると
結構 疲れる。

 毎回上京して感じること 東京って人が多いな。
ホントに多いな。 人ごみの中を移動するだけで 疲れる。
帰りの新幹線では 熟睡。 危うく乗り越し。

 この秋からの 新たなお米の展開が見えてきた。
仕事の仕上げは、人間同士。
顔を見ながら お互い確認しないと進まない。
どんな仕事でも 互いの信頼関係をどう構築するかだ。
 後は、腹をくくって前進あるのみ。

2007年10月04日

雨音を聞く余裕

今 音を立てて雨が降りだした。
稲刈りが終わったという 安心感からか 雨音もさほど気にならない。

稲刈りが終わらないうちは、雨音を楽しむ余裕なんかはない。
年貢米の配達、お米の発送で一日が 終わる。

明日は急遽 お米の打ち合わせで上京することになる。
おコメをめぐる 状況は 暴落基調が益々 はっきりしてきた。
ホントに 一気に稲作の構造改革が進むだろう。

2007年10月03日

あっと言う間に過ぎる

稲刈りも終わり ホットするまもなく 米の発送 籾摺り作業等で
あっと言う間に一日が 過ぎる。
午後 読売新聞の記者から取材の要請。
早速 夜に家に来ていただき 米に関する情報交換。

 産業としての 米づくりを強力に進める必要性。 担い手に政策を集中する事の
必然性などを 話する。
今夜は 眠くなったので寝る。

2007年10月02日

稲刈り完了

今年の稲刈り全て完了しました。

今年の稲刈りは、例年になく苦労の多い稲刈りでした。
しかも、生産者米価が 暴落基調ということもあって 地域の稲刈りに活気がありません。

 生産者米価が一俵(60キロ)あたり一万円前後になる ということは、10年前には予想は
されていたものの 現実のものとなるとサスガに生産現場が大混乱。
 農業関係機関の運営システムやJA等の米関係業者の事業運営システムが 10年前の食管制度当時の 米価2万円を想定してもシステムから何ら変わらない。

そのギャップに生産現場が 悲鳴を上げている。
食管制度から新食糧法に 大きく変わった事に対し その対応策を真正面から考えない 無責任な
対応に終始。 
 これまで 問題を先送りしてきた事が ここにきてどうにも出来ないところまできた。
それが 今年をスタート年としてここ数年一気に 表面に出てくる。
 それだけの 問題と言ってしまえばそれまで・・・。
今年を期に 稲作の生産構造改革が一気に進むだろう。

 腹をくくって 田んぼに真面目に取り組まないと 生き残れないかもという 不安もよぎるが
前を見て 田んぼに 真面目に通うことがより大切になる。
 私のおコメを 食べていただくかぎり 田んぼに通う責任はある。
政治を当てにした 農業経営者意識から 早く脱却しなければ・・・・。

そんな事を、あらためて 思う今日この頃だ。

2007年10月01日

残すところ僅か

今日から10月。
もち米の刈り取り作業を 始める。
昨日の雨も上がり 青空が顔を出す。

あぶくま農学校の事業で、東京目黒区緑ヶ丘小学校の稲刈りが行われる。
小学校5年生、角田での稲刈り体験を通して 自分が食べている食べ物に関心を持って
もらえれば嬉しいものだ。