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2011年08月 アーカイブ

2011年08月01日

きょうから8月

いよいよ8月。
一日曇りの 涼しい日となる。
最高気温21度。
先日の台風以後 一気に涼しくなった。
田んぼの稲は、稲穂が顔を出し始めた。
穂揃いした田んぼもあるが、まだ僅か。
稲にとっては、今が大切な時期。
早く 暑さが戻ってきて欲しい。

2011年08月02日

涼しい一日

相変わらず 涼しい天気が続いている。
先月20日には、走り穂が確認できたので、7月末には 一斉に稲穂が出揃うのではと思っていたが、 出揃った田んぼは まだ僅か。
夕方から、なんとなく空気が暖かく感じられる。
夏の暑い日差しが早く 戻ってきて欲しい。

2011年08月03日

曇り空続く

今日こそお日様の顔を見ることが出来る。
と思ったが 今日もお日様は顔を出さず。
それでも、気温は25度を超える。
田んぼでは、稲穂が方々で顔を出してきた。
 梅雨の様な天気の毎日だ。

2011年08月04日

ほんのり稲の香り

久しぶりに お天道様が顔を出す。
と思いきや。それもほんの一瞬。
青空が 広がらず ときおり小雨が降りだす。
梅雨を思わせる天気が続く。
土地改良区の 維持管理工事個所の現地調査で管内を見て回る。
方々の田んぼで、稲穂が顔を出してきた。
田んぼを わたる風に ほんのり稲の香りを感じる。

早く夏空が戻ってきて欲しい。

2011年08月05日

風評

なんか世の中 変になってきた。
JA職員によると、生協の店で22年産米(昨年米)を求めて、まとめ買いがいをする
お客さんが増えたという。
もうすぐ新米が出来るというのに・・・・・・。
放射能の問題で新米が 危ないという風評がおきているようだ。
心配してことが 静かに広まっているようだ。
冷静に行動してほしいものだ。

 新米に関しては、素早い行政の的確な指導と情報の開示を望みたい。
生産者の責任として、安全な食料を提供するのは 最も基本的なことだ。

 それにしても、こんなに社会的混乱を招いた 根源は、東京電力の デタラメな事業運営と それを許してきた政府の事業者との癒着構造が招いたことだ。
そのことだけは、常に忘れてはなるまい。

2011年08月06日

真夏日

久しぶりに 夏の暑さが戻ってきた。
最高気温31度。
この暑さで、稲穂が出揃ってきた。
暑さが続く事を 祈っている。

2011年08月07日

震災後5カ月

東京からお客さんが来て、久しぶりに大津波の被災地に行く。
大津波で塩水を被った多くの田んぼは、何も作付されず 雑草が生い茂っていた。
もうすぐ5カ月になるというのに、震災当時そのままの田んぼが残っていた。
今回は、仙台市の六郷・七郷地区に震災後はじめて訪ねたが、以前の面影が殆ど残っていなかった。 震災前は、幾度となく通っていた道だ。 それが、風景は一変していた。 大津波の 被害の大きさに あらためて唖然とするばかり。
 田んぼは、ヘドロがたまっている。 復旧作業の困難さを実感する。
あまり時間をかけず、集中的に予算を投入しないと 残された生産者の士気もしぼんでしまう。 一刻も早い目に見える復旧工事を望みたい。

2011年08月08日

夏の陽ざし

ようやく夏の日ざしが戻ってきた。
早生の田んぼでは、穂揃い期を迎えている。
 9月10日過ぎれば、新米がとれる。
放射能害を心配する声が、日常会話になってきた。
 行政でも、きめこまめに放射能検査をすることが決まった。
安全宣言が 出ることを祈るだけだ。

2011年08月09日

稲の香り

昨日から 真夏の暑さが戻ってきた。
 ここ数日 涼しい天気が続いてきたので、暑さがこたえる。
田んぼでは、ひとめぼれ がほぼ稲穂が出揃った。
田んぼに行くと、稲の香りが漂ってくる。

ここしばらくは 天気が続いてほしい。
少しぐらいの 暑さは我慢だ。

2011年08月10日

猛暑日

35.8度。
今日の最高気温だ。
猛暑日。
暑さもほどほどがいい。
この程ほどが なかなか難しい。

気がつけば、8月も半ば。
猛暑も ここ数日の模様。
稲のためにも 夏の暑さが欲しいが、ほどほどに・・・・だ。

2011年08月11日

夏日続く

一日中 風が吹き 最高気温33度のわりに 外の仕事は気持ち良かった。
大豆の追肥作業をする。
夕方から、シンガーソングライターの よしだよしこ さんのミニコンサートを行う。
ライブを観るのは初めてのじっちゃん、ばあちゃんも来てくれた。
どう感じただろうか。
彼女は、1972年 フォークグループ ピピ・コット のメンバーとしてデビュー。

2011年08月12日

大津波から5カ月

昨晩コンサートを開いてくれた、シンガーソングライターの  よしだよしこさん達と一緒に大津波の被災地再び訪れる。
瓦礫は 大分かたずいたものの 5か月たった今なお、震災当時そのままの田んぼも
みられる。
 被災した人も 津波に遭遇しなかった人も 今という現実を共有して生きている。
それが、現実だ。

2011年08月13日

お盆

今年もお盆がやってきた。
午前中に 大豆の追肥作業を終える。
暑い暑い 今年のお盆だ。
今年は、例年になく複雑な思いで迎えるお盆だ。
 一刻も早く 当たり前の平穏な日常を取り戻したい。

2011年08月14日

暑いお盆

午前中 お墓参り。
日ざしは 強く、肌を刺すようだ。
今年も お盆。お墓参りをする。
3月の大震災以来、例年以上に慌ただしい日々をおくってきた。
 午後から 疲れが出てきたのか 眠くてショウガナイ。
一休み。

2011年08月15日

お盆

相変わらず暑いお盆だ。
今日は、終戦記念日。
戦後66年だという。
日頃の暮らしの中で、戦争が話題になることはほとんどない。
お盆で盆棚を吊る時に 位牌を並べるときに 戦争で亡くなった親族への思いを
あらたにする。
 午後に用事で 仙台に行く。
あらためて大津波の被災地を 訪れるたが、5ヶ月たった今なお、言葉を失う。

2011年08月16日

秋の気配

暑いお盆が続く。
今日で 盆飾りをおろす。
あまりの暑さが続くので、ひと雨欲しいところだ。
 昨日は、一キロ先まで にわか雨が降ったようだが 我が地域は 降らなかった。
大豆畑は、ひと雨欲しいところだ。
お盆が過ぎれば、一気に秋の気配が漂う。
稲穂も、日に日に 頭を垂れてくる。

2011年08月17日

いまこそ消費者庁の出番

内閣府の外局に 消費者庁という組織がある。
日本人の主食は、お米だ。
そのお米の収穫時期が 目前に迫っている。
 生産地では、福島原発事故による放射能汚染がコメに及ぼす影響を心配する声が
日増しに大きくなっている。
 今月末から 本格的な調査が始まろうとしている。
その調査結果を 固唾をのんで見守っている。

生産者として、安全な食べ物を消費者に届けることは、義務であり当然の責任だ。
 農水省等、生産現場に近い 農業関係部局が検査業務あたる。
検査結果は、速やかに公表さへ「安全」というコメだけを詩情に流通させるという。
それまでは、新米の出荷を自粛するよう指導されている。
生産者の立場からいえば、公的機関の検査・指導に基づき新米を出荷するように準備を進めているところだ。
問題は、この検査結果を消費者が どのくらい信用・信頼するかだ。
特に、子供を育てる家族にとっては、想像以上に放射能害を心配する声がある。
その声が日増しに高まっていることを 肌で感じる日々だ。
風評害の怖さを まじかで見る日々が続いている。

 お米は、毎日食べるもの。 関心が高いのは当然だろう。
いまこそ、消費者庁の出番ではないか。
農水省が お米の安全宣言を出すのではなく、消費者庁が消費者の立場たった視点で
放射能レベルを解析し 安全宣言を出すべきだろう。
消費者庁の存在そのものが、影が薄い。
今こそ 消費者庁の出番ではないか。

 そんな話を、横浜の知人と電話で 話をする。

2011年08月18日

土の塾

あぶくま農学校土の塾が始まる。
今年で11回目。
今年の参加者は、三人。
いつもは、東京農大の留学生が数名参加していたが、今年は福島原発事故の放射能の
影響で参加をとりやめたようだ。
留学生本人は、いいものの 海外の親が放射能を心配して許可しなかったようだ。
 そういえば、福島原発から70キロのところが角田だ。
海外から見れば、避難地域とうつるのだろう。

 これから、三泊4日。
角田の農業の現場を じっくり勉強して欲しい。

2011年08月19日

土の塾二日目

土の塾 二日目。
我が家にも、ホームスティーに来てもらっています。
 これまでの、暑さはなく 涼しい中で農作業をしてもらいました。
作業は、大豆畑の草取り作業。
御苦労さまです。

2011年08月20日

土の塾三日目

土の塾 三日目。
夜は、百姓先生講義。
 いわゆる 飲み会だ。
しかし、単なる飲み会ではない。
明日の 日本農業を真剣に考える? 貴重な講義の時間だ。
少なくとも、自分はそう思っている。

問題は、塾生がどう感じたかだが。
ひとそれぞれ 何かを感じてもらえば、それでよし。

2011年08月21日

一日 雨降り

一日 雨降り。
最高気温も19度。
肌寒いくらいだ。
お盆中は、うだるような暑さが続いたが 一変して一気に涼しくなった。
今年の夏は、気温の変動が激しい年だ。
 土の塾は、最終日。
角田の農業を通して、日本農業の将来をどう感じただろうか。

2011年08月22日

放射能被害セミナー

放射能被害を考えるセミナーが仙台で開かれる。
稲藁汚染による牛肉放射能汚染問題で、宮城県内の稲作農家等の関心が一気に高まった。 会場も満員の盛況だ。
昼食時間に、県北の大規模畜産経営をしている法人経営者と同席した。
女性経営者だ。 一ヵ月にエサ代等で一千万円の経費が必要だという。
この一ヶ月間 牛の出荷停止で収入はゼロ。なんとかしのいできたが、もう限界にちかいという。 しかも、稲藁の販売事業もしていたが 汚染ワラが 往復の運賃込みの請求書付きで 返品が相次いでいるという。
いったいどのように 処理したらいいか。 これからの経営を考えると頭が痛いと嘆いていた。 
放射能問題は、今後どのようなところまで発展するか予想のつかない。
もうすぐ稲刈りが始まる。

2011年08月23日

大豆消毒

一日中 曇り、時折 小雨がパラツク天気。
大豆畑の消毒作業をする。
大豆の消毒作業は、最後の仕上げ。
散布適期を逃さず作業を進めることが必要だ。
天気予報は、向こう一週間 曇りと雨マークが続く。

2011年08月24日

コメの予備調査

大豆消毒作業を終わらせる。
明後日には、稲の予備検査がはじまるという。
 消費者の皆さんの 放射能に対する関心は 予想以上に厳しいものがあるようだ。
しかし、生産現場では 放射能の問題はどうすることもできない。
ただただ、放射能検査結果が 不検出という結果が出ることだけを祈るだけ。
今の段階で、ハッキリ言えることは 出荷停止となる500ベクレル以上の放射能物質は出ないということだ。

 消費者の皆さんにとって必要な情報は、放射能レベルが 不検出か 数字として検出
されるかだという。 問題は、仮に、暫定基準値の500ベクレルの十分の一の 30ベクレルだったら より安全だと信じてくれるかということだ。
 政府の言う 暫定基準値500ベクレルそのものが 消費者が信用してりないことに
放射能問題の深刻さがある。
この際 消費者庁が 500ベクレル以下は食べても安全だと 声を大にして国民に
宣言してもらいたものだ。 

2011年08月25日

蒸し暑い一日

日中 日差しも戻り 蒸し暑い一日となる。
最高気温30度。
コメの放射能の影響が どのくらい出てくるのか予想できない状態だ。
お客様が 減ることは確実だろう。
それが、どの程度に収まるのか予想できない。
消費者の皆さまの 冷静な判断と行動を望むだけ。
 今から 出来るだけの対応をしておくだけだ。
先ずは、販売不振に備え 資金繰りの対応を一日かけ金融機関へ相談にいく。

2011年08月26日

放射能予備検査

角田市でも コメの放射能予備検査が始まった。
コメの収穫作業もまじかだ。
ここにきて、お客さんから放射能を心配する声がおおくなった。
国が言う、安全基準値、暫定基準値500ベクレル という数字が消費者が信用していないこと大きな問題だ。

 消費者の求める放射能値は、放射能が入っているか 入っていないかだ。
つまりゼロか、入っているか、だけのようだ。
おそらく 日本のコメで 放射能値がゼロ米は ほとんどないだろう。
不検出という米は、相当数でるだろう。
そこで問題なのは、 不検出という値は、放射能値がゼロではないということだ。
20ベクレル以下の値は 不検出という表示だという。 例えば、放射能レベルが19の場合 一般の表示は 不検出 となる。 それでは 21の場合は 放射能の値は
21ベクレルと表示される。
 放射能測定値が 19ベクレルと21ベクレル との放射能の値が健康に及ぼす影響はどんなちがいがあるのだろうか。 まったく違いなどないだろう。
 しかし、実際の消費者の立場から見た場合、とんでもない違いとなって現れる。

店頭表示が、不検出(たとえば19ベクレルのコメ)のコメと 21ベクレルのコメがあった 消費者は、間違いなく不検出のコメを買うだろう。

 国の言う安全指針とする、暫定基準値 500ベクレルは いったい何のために設けたのか。 
このままでは、 不検出(実際に放射能が入っている米)と 放射能の値が数字で表示される米と 差別化されるだろう。
 消費者の求めているコメは、 放射能の値が 安全なコメであって 放射能レベルの
低いコメではない。ということだ。
 独自で放射測定器を 購入する予定はない。 そんな数字は、自分の気休めであって、お客さんにのためにはならない。 公の機関で、いち早く放射能検査を実施して欲しい。 そして、細かい数値を言うのではなく、安全 という情報をしっかり 言葉として発信して欲しい。

 実際の お客様がどのような 行動を示すのか 心配の毎日だ。

2011年08月27日

台風の来ないことを祈る

コンバインの整備等を行う。
大豆、稲ともに 作柄は上出来だ。
あとは、台風の来ないことを祈るだけ。

 太平洋には、二つの台風が北上中。
被害のないことを 祈るだけ。

2011年08月28日

作業場の整理

稲刈作業準備。
作業場の整理やコンバインの整備作業などをする。
気がつけば、8月も もうすぐおわる。
今年は、時間の過ぎるのが いっそう早い気がする。

2011年08月29日

台風12号

台風12号の動きが心配だ。
あと2週間もすれば、稲刈りが始まる。
大豆も最後の仕上げの時期に入った。

なんとか、無事に過ぎ去って欲しい。
予想進路では、東北地方縦断の予報。
なんとな 無事に過ぎ去って欲しい。

2011年08月30日

もうすぐ9月

コンバインの整備を急ぐ。
 8月も あと残すところ一日。
9月になれば 稲刈がはじまる。
台風が 一番の気がかりだが 心配してもショウガナイ。
なるようになるだけ。 神様に祈るだけ。
農作業は、神頼みにはできない。
自分でやれる事だ。
確実に、手足を動かし進めるのみ。

2011年08月31日

8月も終わり

8月も今日で終わり。
この一ヵ月、慌ただしく過ぎ去った。
来月 半ばには 稲刈りも本格的になる。
 心配の放射能汚染。 あす 予備調査の結果が公表される。
おそらく 各種データーからすれば不検出という結果になるだろう。 期待を込めてだが・・・・・

 安心して食べてもらえる おいしいお米を届けたいものだ。
いよいよ9月だ。 

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